今日はとても嬉しいお知らせです。
バリアフリーに関心を持ってほしいと願っているものとして、メディアの認知拡大力はありがたいことです。
9月26日(日曜日)の夕方のニュースで(広島ホームテレビ) 「階段なく入室できるバリアフリーアパート」が紹介されました。
https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20210926121582
https://news.yahoo.co.jp/articles/46afefff6f92d8d8f47b5760ec8b66cb205d5b2c
ポイント
道路から 車椅子で玄関まで通行可(ベビーカー含めユニバーサルデザイン化)は、 持家(分譲マンション)集合住宅が40%に対して、賃貸集合住宅の場合10% と少ないのが現状です。 (総務省平成30年住宅土地統計調査)
広島の街が、国際都市になるには、バリアフリー推進が必要です。
広島には世界中から原爆ドーム、そして厳島神社の観光で多くの方がいらっしゃいます。
のんびりした地方都市でありながら国際色も豊かです。
ちょっと足りないのはバリアフリーかなと、私の人生経験と個人的な不自由な体での体験から思っています。
若い頃から難病で体が不自由になっていく時に「ここも階段」「また階段」と 溜息ついてどれだけうんざりしたことか。
さらに車椅子を利用するようになると、階段の他にスロープの選択肢がない場合、拒絶されてるように思ってしまうのです。
ワタシの「幸せ定義」とは
私にとって幸せの定義とは…
どの角度から見ても人・もの・環境・調和がとれて生き生きした関係であること。
心が通じ合って
深い思い、愛情、相手への思いやり、‘気’を感じるとき。
反対にフェアではない時 その人の個性を尊重しない、尊厳がないと感じた時は閉口して気分チェンジ。
現在の私は、マイノリティ声、我慢しながら「こうだったらいいのにな」と思ってる人の気持ちを代弁する係と申しましょうか。
駐車場から 玄関まで階段がなく、ゼロエネルギー エコ・バリアフリーアパートが9月30日完成
9月30日完成のアパートは、ハウスメーカーにバリアフリーの思いを伝え、駐車場全体をスロープにするアイディアが生まれました。(義姉は一級建築士)
ハウスメーカーはコスト削減のためアパートモデルを作り、工場でユニットを作って軽量鉄骨を組み立てています。
注文住宅ではないため、決められたことを変えることは難しいのです。
しかし、ドアの下3センチ段差まで減らすことができ、階段がなくても入室できるアパートを企画完成させることができました。車いすやベビーカーのままでもスムーズに室内に入居することができます。ずっと願ってきた理想に近づけた喜び(*^^)v
同じような周辺アパートを作っても差別化できないうえ、20年、30年先の超高齢化の中で優位性を持つよう建設時に考えてのこと。街づくり、デザインも一緒ですが、経済視点は重要。
家賃には反映されていませんが、このアパートの入居者の人は、光熱費は安いはず。 完成するかなり前に全て入居が決まり、 入居者様はご存知ないけど、断熱やクーラーの機器など省エネタイプでグレードが高いものです。
国の環境政策ゼロエネルギーハウスの基準に満たしているため、高い断熱性能や高効率設備の利用により経済性 、快適・健康性も備えています。(うちもそうなりたい!)
賃貸アパートがバリアフリー化すること、広島のバリアフリー化が進むことを望んでいます。
このアパートについて関心がある方は、気軽にご連絡ください。