韓流に母娘で乗ろうと、苦手な録画機器設定やDaumファンサイト登録にチャレンジ
Behind story
チャレンジャー西本理恵 ~どん底からV字快復ストーリー
東京から広島に帰郷して引きこもり。長期入院・寝たきりで要介護5になる。病院から家に帰れると思っていたのに「施設行き」の二文字!「母と猫が待つ家で生きたいように生きよう」と逃げるように退院。
どん底を経験して心を閉ざした廃人生活を送っていたが…「HP、私にもできるかも」と、なぜか過去のおめでたい思い込みをポロリと言葉にしてケアマネに話してしまう。
パソコン機器音痴の我が家へ社会福祉協議会からボランティアの方が来てくださって、HPが完成(^^♪うれしかったなぁ〜できない・できない・無理・無理ばかりの私でしたから。
イケメン俳優の演技ドラマを録画したい!
韓流にはまると、必ずみんなが受ける洗礼みたいなものがあるのです。
K-popファンの方達は年齢が若くなる一方で、ITメディアには強くて問題はないでしょうが、日本で韓流ブームが起こった2000年代の第一次ブームの話。乗り越える壁は一番に録画機能が充実した DVD レコーダーに詳しくなること。
・レコーダーだけでなく
・録画するディスク
・他の人にも見てもらいたい!再生可能にするファイナライズ
PCにやっと慣れると、 テレビ録画がしたい!、ただただ夢中な俳優への思いから強く思ったのです。機械音痴~~なんて言ってられない。
今思うと「機械音痴・・何を怖がり、苦手だったのか」自分でも当時の自分が理解できませんが><笑
録画できなかった私は、ドラマ開始と同時に母に録画ボタンを押してもらって終われば停止してもらっていました。(母ちゃんゴメン ヘルパーさんも) そしてたくさん録画するなら、どんな機種の DVD レコーダーを買えばいいのか…大容量、二重録画、安いもの、これだよね!と購入。
ネット購入して母や家族に接続してもらって、朝から真夜中までKNTV(スカパー韓国サイト)を視聴&録画の日々。
時間設定予約は、かなりハードルが高かったけれど、イケメン追っかけ俳優に燃えていた私は、とにかく一つずつ説明書を読んでトライ&エラーで真剣にやってみるしかない!そんな感じでした。
インターネットは本当に素晴らしい!この時ほどそう思ったことはありません。毎日ネット検索をして解決方法を見つけていきました。
人は何かに夢中になると、壁を越えられる
広島に帰郷後、ふるさとでありながらカルチャーショック。通院以外は家で引き籠って殻を閉じて暮らしていたように思います。
サッカー視聴契約したスカパーでは、始まったばかりのアジアドラマが無料で放送されていて、アジアドラマ韓国ドラマにはまって しまったことも自然の流れでした。
家に引きこもり、長期入院の後 車椅子に乗る体力もなかった私にはベッドの上で見る異国のドラマは、現実を忘れさせてくれるハニー!(^^)!だったんですね。没頭すると、こころ安らぎ、しばし現実を忘れることができました。TVやドラマはあまり見ない人生だったのに、ドラマオンリー視聴生活に。
振り返ると、何かに狂ってはまること、時にはそれはいいことだとわかります。家族や周りから見て何やってんの?と思うことでも、捕まったりする内容のことでなければとことんハマってみて〜と言いたい。笑
自分で狂ってる?!なんて自分を疑う必要ないです。ものすごいエネルギーがそこにはあって、必ずやその後に自分が期待してなかった副産物もあるからです。
私の場合、20代の頃から苦手だった機械操作がネックでした。 説明書を読んでやれば必ずできる…このシンプルなことができなかったわけですが、オタク活動をしていると、過去の思い込み・習慣・癖なんてすっ飛んじゃってますから、見晴らしよい別の世界がまた見えてくるのです。ためらっていられない韓流!ありがたや~韓流♡です。
daum カフェへの登録
韓国俳優チョインソンが出演するドラマ「バリでの出来事」 にはまって、韓国サイト daum の中にあるカフェへの登録を試みる。
daum Cafe のファンサイトに入る前にまずダウムの会員にならなくてはいけません。
自動音声電話がかかってきます。 ランダムに言われる韓国語の数字を記入するようになっていたので、1から10までの数字を韓国語読みの聞き取り勉強。間違えて何度もトライしましたよ!(^^)!
韓国語をネット上の翻訳機にかけて、何度も会員申請するも、なかなか準会員になることができず…。(現在は登録解説サイトが多数)なぜならチョインソンを5文字で表すと?という問いに対して、何度も英語で答えていたアホでございました。
やっとの思いで韓国のファンサイトに入会できると、毎日のようにファンサイトを覗きに行ってオタク道まっしぐらで進んでいくのです。
画像編集にはまる
イケメン俳優の海外ファンサイトで、初めて目にする好きな俳優とハートマーク。♡が雪のように降ってくるフラッシュ・アニメーション。それに音楽まで付いている!
そんなファン投稿を見ていると、「これどうやってやるんだろうなぁ私も作ってみたい」という欲望が湧き上がってきます。
オタク先輩たちの溢れんばかりのラブが画像に凝縮されている☆彡
その時私はおばちゃんでしたが、いつのまにかを止め少女になっちゃって私も作りたい…となるわけです。
画像編集ソフトをパソコンに導入して作りましたとも。下手でも当時の私は一人「うふふ」と悦に入っておりました。妄想と学習意欲に燃え、年賀状も 画像ソフトを使った写真入りをみんなに配布。(現在も)
まとめ
人がどん底から立ち直るとき、過去からの点と点が、人によってつながり、線となる。願う未来を言葉にする、その小さなことから始まる。
心を閉じてひきこもり気味でも、何かに狂うのも、はまるのもいい。他人に何と言われようと思われても!です。
八方ふさがりで自分をどうにかしたい、と思いつつも変えられない時は、続けられる何かを一つ1ミリ前進でやってみることをオススメします。
➔次回は、チャレンジ3 引きこもりの終わり。イケメン 韓流スターがやってくる!