まさか自分が韓国ドラマにはまって、そのおかげで引きこもりから解放されるとは自分でも思ってもみなかった。TVも俳優も、芸能人にも興味なく生きてきていたのに、一転して「会ってみたい」という感情と欲望はとめられず、来日俳優を見に行く旅行プランを、脳内であれこれ段どりを考え始めた内なる自分が実現させたのだった。
2004年の出来事。新幹線4h→東京駅（リフトワゴン利用）→目黒雅叙園→東京→新幹線→4時間…日帰り！
若かったんですね。今は上記スケジュールは思いつかないです。当時同行してくださったヘルパーさんに感謝しきれないほど。早朝出発、深夜帰宅の超ハードSKD日帰り旅行だったが、疲れより達成感が勝る大興奮の外出旅行は、その後の私の生活をガラリと変えました。※障害移動支援サーヴィス利用
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あれから十数年。2泊旅行もできるまでになりました。
私が現在、来月3月半ばに予定している①新宿で映画鑑賞、②友人達との再会を目的とした2泊3日旅行プランを、実現するか否かは別として、重度障害、電動車いす利用条件でどういう手順と視点で決定しているか、紹介したいと思います。
同伴介護ヘルパーと日程調整
私は在宅訪問介護と自立支援を利用して生活しています。介護会社が移動支援サーヴィスを提供している会社なので、一緒に外出することができます。
普段から私の身体介護をしてよく理解しているヘルパーさんの仕事SKDと、その方の個人予定もあるので、外出同行の依頼は早めに会社か担当者へ伝えるようにします。そのほうが希望が叶いやすくなるのではないかという考えで。
お願いする側も、ヘルパー人材不足の実情のなか、いろいろと理解・配慮すべきこともあると思います。介護会社の利用者が多いと、外出希望や時間変更も多く、社内調整する時間も必ようですから。
これが4，5時間の外出ではなく、2泊3日となればなおさらです。
今回の東京宿泊も、真っ先に日程と行き先を伝え、大丈夫・OKの返答をいただいたので、プランを練り始めたところです。感謝。
2015年以来3年ぶりの東京行き。リュウマチの再熱か何かで、2016年は体調を崩して出かける気にもならなかったし、自信も昨年後半からやっとついてきた感じなので無理しないプランで行きたいと思っています。
まずホテルを決める バリアフリー
イヴェントや目的に応じて、宿泊エリアと施設を決めますが、電動車いす利用（重たく大きい）のため、部屋の入り口とベッド位置を確認後、回転できる広さかを、平面図を見ることを重視しています。
また、駅から近いか、平地あるいは坂道か、歩道幅、人込み多い乗り換え駅か、駅の大きさとエレヴェーター位置の確認も必要。
お風呂やトイレの利用より、目的地への移動に便利で複雑ではない駅構内、かつ、駅からのHTLまでのアクセスの良さで、これまで私は宿泊ホテルを選んできました。
（利用回数が多い順）
・丸ノ内ホテル
東京駅の丸の内側にあり、とても近いうえ、丸ビル・丸ノ内線にも地下を通って行けること。・雨天・暑さ・寒さも心配不要。早めに予約しても最近は週末は連泊予約は難しい。ベッドの高さが高い。
・五反田ゆうぽうと
天井リフト、電動ベッドもあり、価格も安くとても便利でしたが、廃業となり残念。
・渋谷エクセル東急
渋谷駅から直通で、バリアフリー化が進んだホテル。今回すぐにネット検索しましたが、アクセシブルルームは予約とれず。
・ホテル龍名館 東京
東京駅前ホテル（八重洲） 3名宿泊時には便利です。しかし、泊まった和室併設3名部屋は、バスルームへは車椅子で近寄れずベッドが邪魔する動線。
東京・地下鉄の運行状況をネットで見る
便利な東京の地下鉄路線図とバリアフリーを事前によく確認し、ネット検索します。
東京メトロの運行状況、ジョルダンLiveにも様子が掲載され、遅延、ぎゅうぎゅう、身動きとれないとか、乗車できない路線とわかるので宿泊施設を決めるのに役立ちます。
夜の時間帯の乗車は、ぎゅうぎゅうで危険性もあるので、今回の目的の映画館（シネマート新宿）へ徒歩で行けるホテルをブッキングコム、ヤフートラベルで探しました。
学生時代は、新宿へよく行ってましたが、社会人になってからはほとんど行ってないので、今回何十年ぶり、それも電動くるまいすで新宿に行くこと…大丈夫かなぁ？躊躇われますよね。
今回は、京王プラザホテルに予約
駅からも遠い印象しかありませんが、ネットで見る限り3名宿泊できるホテルでエコノミーなのはここでした。
それから、ホテルへの電話で「電動車いす利用」を告げると、バリアフリーのお部屋もあって予約状況次第で利用できると案内されたので、好印象をもちました。
南館は内装が英国云々で興味ありますが、チェックインはサウス宿泊でも本館らしいので、車椅子のバッテリーを考えると本館が良いと判断。
キャンセル料金が発生する前までに、もっと検討し、空室があればホテルを変更すれば良いので、まずはお宿の確保！これが最初にしていることです。
新幹線のバリアフリー個室予約
私の場合ですと、新幹線の車椅子個室を予約利用して国内旅行しています。その予約は、新幹線乗車駅へ電話で1か月前から申し込み可能です。
・希望の往路乗車番号 のぞみ5号ｘｘ出発ｘｘ到着
・障害者手帳の記載氏名と同行者人数
・折り返し電話があり、希望の乗車OKなら予約完了。
※東京駅で全ての予約を管理しているらしく、各駅から東京？コントロール室→各駅→申込者
今後も続きます。
英国らしい如雨露
