広島の街がもっともっとバリアフリーが進めばいいなと、1998年に帰郷した時から私は思って来ました。引きこもり、長期入院、どん底から復活してブログ発信とかしましたが、還暦から PR広報を学ぼうと思ったのもフラワーフェスティバル&広島のバリアフリー推進のため。(マジでブログの発信力ではだめだ!そう思ったの😊)
2025年4月
広島県庁の駐車場スペースを人々が集える店舗にチェンジしたものがオープンという新聞ニュースを見て、この目でチェックしなければ〜とパスポートを受け取りに行ったついでに行ってきました!
その新聞に掲載されていた県庁内の新しい店舗写真には、5cm から10cmくらいの段差が店舗の入り口前の通路に2回にわたって段差解消するように設計されているようにも見えた。
2025年なのに、それも県庁なのになぜ??
別のスロープのようなものを配置しているのかな?
多様性やダイバーシティが広まっている今、体が不自由な人やベビーカー人たちを別々に設計するという発想自体が古いと私個人は思うので、県庁前なのになんだかな〜と勝手に眺めながらがっくりしたのでした。(写真や画像を見て行くか行かないかを決める人もいる)
超高齢化社会で必要なのは「包括的なインクルージョン」
超高齢化社会では、杖を付きながら歩く人、赤ちゃん連れ、視覚が弱い人、いろいろな人たちを想定してみんながストレスなく包括的な(インクルージョン)コンセプトや設定・デザイン・作り方が当たり前になってほしいのです。
ネットニュースの段差がある県庁前の写真を見ながら、「そんなわけはないよね?!」と期待する思いもあって、この目で確かめようとランチの後、帰る前に県庁へ寄ってみました。
どこかヨーロッパを思い出すカラー
もともとは駐車場だったところです。
白とグレーののブロックは、カキ殻を使ったものだとか。
しかし、正直に言わせてもらうと、コントラストが強く、肝心な勾配傾斜が分かりづらくて電動車椅子の私には怖かったところがありました。
傾斜を下る時に前進するか、座ってる腰が前にずれるのが嫌でバックから降りるか、これは車椅子を操作する介護者が気をつける点でもあります。※背もたれに腰をしっかりつけたい座り方は、坂道ではバックで降りるのが正解(⌒∇⌒)覚えておいてね😊

あれ?店舗の前には全く段差がなく、緩やかな傾斜の通路でバリアフリーでした!
せっかく来たので、シンプルなクロワッサン(324円)を1つ購入。午後4時過ぎで、クロワッサンの種類はシンプルなものだけだったけど、売れ筋のスタンダードなものをまず食べてみなきゃね😊
オーブントースターで1分予熱して美味しくいただきました。
障がいや難病を抱えたスタッフの就職・独立などを支援する就労継続支援B型事業の指定のカフェが隣の建物。段差もなく入り口のドア幅もしっかりあり、中も広々としてましたので電動車椅子の人もOK。大勢のグループでお茶する時などは、ここは穴場かもです。広島のそごうやリーガロイヤルホテル近くで「お茶したい!という時は、こだわり焙煎コーヒーをぜひ。💕
OMNIBUS ROASTERS
MOTOMACHI HUB STATION
オムニバス ロースターズ モトマチ ハブ ステーション
OMNIBUS ROASTERS MOTOMACHI HUB STATION(オムニバス ロースターズ モトマチ ハブ ステーション)は広島県廿日市で生まれたスペシャリティーコーヒーの専門店です。徹底したハンドピックと、店舗内に設置した焙煎機で焙煎する新鮮な豆を使い、最高品質のコーヒーをお届けします。
看板商品は、世界中から厳選した豆だけを使用したオリジナルブレンド「町工場ブレンド」と、フルーティーな香りが広がる浅煎りの「オムニバスブレンド」です。米粉を使ったフィナンシェや広島県産の柑橘類を使用したクッキーなど、からだにやさしい手づくりの焼き菓子も提供します。
また、当店は障がいや難病を抱えたスタッフの就職・独立などを支援する就労継続支援B型事業の指定を受け、それぞれの夢や目標に向かうための就労の場としても運営いたします。
高齢者や、その家族が一緒に出かけられるカフェが欲しい
ちょっと私の頭では一度や二度でも覚えられないカフェの名前ですが💦えりすぐりの豆の焙煎珈琲とフィナンシェのお茶もいいなぁと期待感アップ。
4時過ぎの県庁前は、まだ認知が拡大していないのか人がいない((+_+))集客と PR が必要だと思いながら後にしたのでした。
その日、一緒にランチした友人(女学院中高の6年間のうち3年間同じクラス)と、
「建設前のパースの絵には、高齢者は描かれておらんのよ。」
「中心は若い人から40代。それに年をとると、中心部の街中には行きたいとも思わなくなるんじゃない?!」
こんな会話をしながら、私は思ったのです。フランス産のバターを贅沢に使うクロワッサンを普段は贅沢をしなくなった年配の方達も、バブルを経験し贅沢な味を知ってるからこそ、わざわざは行かなくても、あと他に2つだけ「それなら行ってみようか」と思う何かがあれば、県庁前に寄ってみようと思うかもしれない、と。(それは私です💦)
歳を重ね、年輪を増やしていくと、衝動的な行動は慎むようになり、エネルギー温存の方向になると思うのです。しかし、滅多に広島市内の中心部に行かない私でも、「パスポート更新」のついでに「友人とランチ」「県庁前のクロワッサン&バリアフリーチェック」と欲張り計画を立て、お出かけはしちゃうんですよね。
高齢化社会での地域の経済循環を考えると、3世代で行けるカフェやレストラン、イベント広場の思いやりあるバリアフリー(最初から多世代想定)と、それらを打ち出したSNS のPRを使って「あそこはよかったよ」「行ってみてね」を拡散することが重要だと思う。
まず興味を持つ、その知るきっかけは、テレビや新聞だけでなく、やはりインスタとかSNS情報、最強・リアルな友達からの“いいね!”だったりします。😊
まとめ
気になった店舗前は、点字ブロックがないの?あれ?でしたが段差がない店舗とファサードでよかったです。
通路が白とグレーの大きなブロックで明るい感じ。勾配が分かりづらかったところがあったのが気になったけれど、そのクロワッサンのお店に私1人で行かないから、良いことにします。😊
この大きな木が、枯れずにスクスク育ちますように!
広島の行政や企業が、世界の平和を願うように、住む人・訪れる人にも思いやりに溢れた配慮ある姿勢を打ち出して行って欲しいです。

この店舗の左側はコンビニでした〜
新スポットの事業を受け取った会社を記録としてここに残しておきますね
「広島県庁舎敷地有効活用事業」(以下、本事業)を推進する事業者「MOTOMACHI CONNECT」(代表法人:NTT都市開発株式会社、構成法人:NTTアーバンバリューサポート株式会社、デイ・ナイト株式会社、日本駐車場開発株式会社、アマノマネジメントサービス株式会社)