蔵から鳴き声
広島の桜が満開になった花盛りに、母はあっけなく旅立ちました.
前回投稿の続きです。
💕出来事と暮らしをふりかえる…2022
https://rielivingcare.com/2022mom/
少し落ち着いた5月の終わり
「り、りえさーん、蔵の中から猫の鳴き声がする」
興奮したヘルパーさんからの報告で、蔵の中に母猫と子猫がチョロチョロ6匹もいることが判明。
えらいこっちゃ@@と言いながら半分喜んでる私もいて、 猫の保護をライフワークにしている私の元へ送り込んだのは、きっと母だ!となぜか思ったのです。
「この子達の面倒を見てあげて、里親さんのとこに届けてあげんちゃい」
そう受け止めた私たちは、 猫の捕獲大作戦に乗り出しました。!(^^)!
あまりにも小さく、母猫から取り上げるのは早すぎる。
子猫用の食事を与え、様子を伺っていたら、子猫をくわえて外に出て、自由に遊ばせるようになりました。
仔猫5匹の保護 どうやって育てる?!
5匹は保護できましたが、 母猫ともう一匹は、 保護できませんでした。
動物愛護の活動をしている人に協力を仰ぎ、また、地域猫活動を一緒にしている人にも事情を説明して 里親探しの協力をお願いしたり、母がいなくなった寂しい家が子猫の話題で活気と明るさを取り戻しました。
片手に乗る子猫の世話などで大活躍をしたのは、甥でした。
毎晩、祖母の就寝介助( 口腔ケア、排痰、椅子から立ち上がってテーブルを伝ってトイレに行き、ベッドまで)をしていたので喪失感も大きかったと思います。
5匹の子猫は、ミルクを飲んで日に日に体重を増やしました。体重測定しながら成長を見守っていると、それぞれ個性が出てくるのが面白い。
食べることが大好きな猫、いつも出遅れて食べられない猫、兄弟が多いと大変です。
茶トラの子猫2匹が最初に里親さんのもとに。
残り3匹は、三毛猫メスが2匹、サバトラ一匹 。
減ったのに 2匹追加
あろうことか、子猫たちの母親そっくりな三毛猫が、子猫2匹を連れて現れました!!セブンの鳥唐揚げを捕獲器に入れて母親猫を捕獲するはずが、ナント捕獲器に入ったのは子供の猫。
その後、母猫も捕獲し避妊手術をしてリリース。3匹になった子猫にプラス2匹の猫で、また5匹保護中に逆戻り。
犬や猫の動物保護の活動をしている方に協力していただき、里親サイトに掲載してもらって次々と里親さんのもとへ 繋いで頂きました。
甥っ子が撮影したハンモックに乗った写真の一枚(↙)「心を鷲掴みにされました」と申し込み理由を聞いて、 PR と同じで写真なんだなぁ決め手は! と、勉強になりました。
瀬戸内海の島に引っ越した猫ちゃんは、引き渡しの日がちょうど奥様の命日の日だったらしく、 ご縁を感じて 命名は奥様にちなんだものになったとか。不思議ですよね。
我が家で最後まで残ったのは、食べるのが大好きでぶくぶく太って大きくなったサバトラちゃん。この猫は、ユニークで堂々としたところがあり、 猫を飼ったことがある人に人気がありそうな猫でした。(ワタシもファン)
いざとなったらうちで飼う?甥っ子に聞き・・・私は覚悟し始めていましたが、不思議なもので、そう遠くないところに住んでいらっしゃる方が、再掲載した里親サイトから申し込みされ、家族3人ですぐに見に来られて決まりました。
2週間後、里親さんの家でくつろぐサバトラちゃんの写真を見て、ほっこりしました。(^^♪
よく見ると、ぽっちゃりしてるー
たった2週間で幸せ太り。
「この猫は何でも口にするので要注意」とお伝えはしましたが・・・・ ちょうだいと、ご飯を催促しているサバ虎ちゃんが目に浮かぶ(*^^*)
5月末から11月までに起こった出来事・まとめ
7匹の猫の成長と里親さん探し、母猫の保護手術、 振り返ってみると楽しく幸せな日々でした。
高齢者と超高齢化社会をフォーカスする仕事のせいか、私は、 60代70代でも後見人をつけて猫の里親になって、孤独にならず、楽しく暮らすことをお勧めしたいです。
犬の方がいいって言う人も中にはいるでしょうが、 猫の方が散歩がいらない、お互いマイペースで暮らせる、人間の高齢化リスクに対処できるなどなど。良いと思います!
7匹の仔猫が、新しいところであたたかく、幸せに暮らしていると思うと嬉しくなります💕
最後までお読みいただきありがとうございます。