始まり・・シャツブラウスを着なくなった
シャツブラウスを最後に着たのはいつだろうか…
思い出せないほど遠い昔。
10年位前までは着ていたような気がする。加齢と持病の進行により身体の不自由さも増して、伸び縮みしない生地は普段着・外出着リストから外されてしまった。
介護を受ける時、自分でうまく腕が上がらなければ服が着ることができないため、ヘルパーの方に全て介助してもらうようになる。その時とても楽に着られるのは伸縮性がある生地であり、サイズが大きいものになってしまう。
介護時間が限られている中、ものすごいスピードでうまく着せてもらってお出かけ準備を整えるには、それが可能な洋服でなければならない。小さなサイズの服を無理に着ようとして関節を痛めたことも、過去にあった。正直にいえば小さなサイズではなく、私が大きくなっちゃったの(汗
インナーの上に冬は暖かいニット、カーディガン、首元が寂しいのでスカーフを服に合わせて選ぶ。腰が冷えないように着丈が長いもの、このポイントも外せない。
外食する時、暑くなるので当然スカーフを外して胸もとにナプキンかエプロン着用。その時、首元が出てしまうのが気になって仕方がない。何か足りない気がして...若い肌ならまだしもカレイは隠しようがないからか。
付け襟はいろんな種類が販売されているけれど、どうも私がピタッと目をとめるものがない。それならば作ってもらおう! ということになった。
つけえり 付け襟 ・・・オシャレネックとネーミング(^^♪
楽々リビングがわたしのモットー
シャツは着れないけれども首元だけのシャツもシャツ。それならワタシでも大丈夫。
ヘルパーさんも肩と首にかけるだけで済むためラクラク。双方がラクなことを介護時は重要視している。
おしゃれネック・リバティプリントの特徴
・肌触りが良くノーアイロンの生地が良い!
・スカーフ代わりになるように柄物が良い!
・おしゃれな生地が良い!
すべてを満たすものはリバティープリントだった。
・タナローンという生地は糸が細くシルクのような感触
・コットン100%。洗ってハンガーに干すだけ
・リバティープリントは抽象柄も色も多数
リバティープリント
ロンドン中心部でひときわ目立つ老舗デパートで、一度は訪れたくなるリバティー・ロンドン
古い建物も素敵。ハイセンスな小物、バック、ショール、生活のあらゆるものがリバティープリント。とても芸術的で大好きな場所の1つだった。
しかし、いざ手に取って値札を見ると案外高い!!(為替も)
日本でもライセンス販売されているので、リバティープリントのことは多くの方がご存知だと思う。
これまで私はリバティープリントのシャツブラウスは1度も着たたことはなく、生花は大好きでも花柄プリントは甘すぎて避けてきた。
しかし、時を経て慢性関節リュウマチ悪化で首元に必要な付け襟を作成してもらうとなった時、リバティープリントがグッと身近なものになった。
普段シャツを着ない方々に好評
体が不自由な人でも楽々にと思って作成販売を始めましたが、高齢者や体の不自由な人よりも、普段カジュアルなパーカーや無地のカーディガン、丸首コットン素材の服を着ている方にとても重宝されているとのこと。意外だったがとても嬉しかった。
建物も衣服・グッズもユニバーサルデザインがいい!と思っているので。らくらくわくわくLiving
普段シャツブラウスを着ない人が結構多いこともわかった。皆アイロンがけが面倒でユニクロのインナーを着るのだとか。
首もとに襟がついたものを着ると、もっとおしゃれをしようと言う気になる。多感な年齢の娘にママ素敵ね!と言われて嬉しかったといったレビューもいただいた。
首の後ろ、肩に細い糸のコットンがあると暖かく、すぐに取リ外せることがつけえりの利点。私も母もこの冬は「オシャレネック」を愛用中で手離せない。特に認知症が酷くなってきた母は深夜に何度もトイレで起きて布団をきれいにかけられないが、首と肩に1枚のコットン生地があるだけで今年は風邪気味にもなっていない。
スカーフがわりにリバティープリントのタナローン心地よさをいちど試してもらいたいと思うけど、まずは着なくなった断捨離シャツブラウスなどを切って「つけ襟」にするのも良いのでは?と思う。
ロックミシンと 洋裁ができる身近な人に「つけえり」を作ってもらって試してほしい。できればリバティのタナローン生地で!
お求め頂けるサイト ベース・RIELIVINGCARE
販売サイト RIELIVINGCARE
ご希望などあればご遠慮無くご相談くださいね。
らくらくわくわくLivingのことなら喜んで対応させていきたいです。