母の介護

認知症の介護生活はハプニング連続。前倒しで片付けておく

こんにちは。
近所の花木はとてもきれいです!
お花見にも行きたい!
母に代わって確定申告も出さなくちゃいけない!

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ますます見当識障害がひどくなる母親のケア…と、今日も奮闘してます。

認知症、介護ヘルパーさんの声かけで落ち着く

本日の母は、スーパーハイテンション。手がつけられないほどでした。そういう時は介護ヘルパーさんの声かけが本当に助かります。第三者のヘルパーさんはプロ。ホント上手いんですよ、対応が。(*^^)v

テンションが高い、傾眠^_^と3日交互にやってきます。快活な日はよく食べよくしゃべる(脈絡ない話)そして排泄もばっちり。

昨日も元気になってテンションが高く、洗濯物を畳んで目の前にテーブルの置いて家事も丁寧にこなしました。

ヘルパーさんから問いかけ

今日の母は昨日よりもっとご機嫌で、自分が何かを作るか買い物をするか、そんな感覚だったのか、自分でお買い物で必要なものを書きだし独り言。

ヘルパーさんが上手に質問して話し相手になってくださるので母も楽しそうです。

カレーライスを作る材料をメモしておりました。

漢字を書く。人参、玉ねぎとか牛肉とか、それだけでも脳内リハビリにもなるし、本人もとても楽しそうでした。牛肉300グラムって書いていたから、大昔は300グラムがレシピだったんだろうな、と想像。(^^♪

今後は献立メニュー(希望の食材も)を書いてもらおうかなぁなんて思いました。(母が食べたいものがわかるから)

カレーが食べたいこともよくわかったし。(糖質過多になる、体が冷えそうと冬は私が避けていた)

 

ガラスのホルダー付コップ(それは私が愛用している大事なボダムのレトロ)を落として割ってしまいました。

あーーやっちゃった!と思った瞬間、母は足元にあるガラスの破片を取ろうとするので「やめて〜〜触っちゃっだめ!」と心配で大声を出して静止。

認知症のご家族がいらっしゃる方なら分かると思いますが、指示が通りません。もう一度言ってもやっぱり悪いことをしたと思うのか、取ろうとします。

こんなときどうすればいいんだ?

私は車椅子に乗ってるから何もできず・・・

とにかく「動かないで」と言うことが精一杯。母から目を離さず、iPhoneに向かって「ハンズフリーで兄家族に電話」とシャウト!

ココがポイント

iphon使って長いのに、Siriで電話をかけてスピーカーをタップしてたんです。「ハンズフリーで○○に電話」と話すと「スピーカーをオンにして○○に電話」と実行されラクです。

待ってる間「おしっこに行ってくる」と今度はこの場を離れようとする(困る困る)

そういう時もまた「お願いだからもう少し待って座っていてねーー、お願いよぉ!!」と説得、いやお願いせねばならないのです。

こんな時、待ってる時間はとっても長く感じるもので..義姉が来てガラスの破片や、床にこぼれたお茶を拭き取ってくれました。義姉たちに最近お世話になることが多い。ありがたいです。

片付けが終わった後、それでもガラスの破片が遠くに飛んでいるかもしれず、夜中に来て下さるヘルパーのことを思うと危険なのでスリッパを履いてくださいとメモとスリッパを出してもらってこの件は終りました。

母の転倒とか骨折とかじゃなくて、壊れるだけだからよかった!と心底思ったものです。

母を一番に気遣ったか?微妙です。

というのも、現在コロナの環境下、病院に入院することも治療を受けること、それもヘルパーさん介助が必要。二次ハプニングや予想外なことを起こさないで欲しい…正直な気持ちです。

介護が必要でも自分の時間も大切にしたい。介護される身ですが、介護をする立場の気持ちもよくわかります。

トラブルや手がかかった後、防止策を検証しながら同じことが起こらないよう改善する。介護に限らず生活の知恵でよりよく生きたいですね。

何事もなく静かに平和な日々が過ごせることが1番幸せと最近は思うようになっています☺

確定申告も早くやっておかなくちゃ…と思いながら完成していない事が瞬時に脳裏をよぎる~~

いつ何が起こるか分からない介護生活 前倒しで片付けておく

ハンディがある障害×高齢者の介護生活では、いつ何が起こるか分からないので、何でも前倒し。さっさと物事を片付けておくことが大事ですね。明日起きたら・・・母はこの世にいないかも…と覚悟の度合いが変わりつつあります。

しかーし! 毎日事件や新たなトラブルや出来事などが起こっていくので、予定通りにはいかないんですね。笑

あー床暖房の調子がおかしい。床にこぼれた水のせいかな?・・・ほら、二次トラブル、そこまで来てる><

 

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このビジネスコンテストに応募した理由は、深刻化する介護問題に対し、具体的かつ実行可能な解決策を提案したいという強い動機からです。長年介護を受け、認知症の母親のダブル介護、介護難民の一歩手前に立たされた経験、そして介護現場で働くヘルパーの方々が直面するストレスや離職問題、在宅訪問介護サービスの提供会社の減少という現実を今、まさに体感中です。これらの経験から、10年後の介護の未来に対する深刻な懸念と、救済されない人たちへの正義感が、私の行動を促しました。

今のままでは、全ての介護が必要な人々の約1/3が、自らの希望通りに在宅での生活を送ること、また施設への入所が困難になると予想しています。この危機的状況に対処するため、「ファミリーケアナビ」という新規事業を立ち上げる必要があると考えました。遠隔介護マネジメントプランを提案し、早期の準備と家族全員でのケアプラン作成を社会に実装する必要性を感じています。
このビジネスコンテストを通じて、このプランが社会的課題に対する具体的かつ実行可能な解決策として認識され、一歩一歩実現に向けて進むことを願っています。

弊社のビジョンは、介護を必要とするすべての人が、住み慣れたわが家で長く尊厳を持って生活できる社会の構築です。

ビジネスコンテストファイナリスト5名に選ばれ最終審査へ

株式会社LITAプロデュース I'meビジネスコンテスト2024は、一時審査、二次審査、そして2024年3月20日(水)Potential Bloomingをテーマにしたビジネスコンテストの最終審査が東京御茶ノ水で行われました。ファイナリスト5名は、それぞれが直面し、苦悩した経験をもとに、社会が抱える課題をビジネスでどうやって解決し、社会を変えていくか、100名の参加者の中発表を行いました。

弊社代表はオンラインで発表させていただき、タイトル概要は以下の通りです。

プランタイトル
「離れていてもできる遠隔介護 ファミリーケアナビ 」
プラン概要
「遠隔介護マネジメントを核とした家族主導の計画と情報共有で、どこにいても介護参加を実現し、未来のケアと幸せを共に創る」

▼開催日時
3月20日(祝・水)13:00〜16:30(12:30 開場)

▼会場・アクセス
東京都千代田区神田駿河台4-2-5
御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11階

▼審査員

**株式会社エアークローゼット
代表取締役社長 兼 CEO 天沼聰様
**freee株式会社
起業時代統括マネージャー 磯貝美紀 様
**障がい者みらい創造センター
理事長 竹内亜沙美様
**相模女子大学大学院
社会起業研究科教授 金森剛様
**一般社団法人まちはチームだ / 株式会社HOA
代表理事 代表取締役 岡秀樹様

多くのフィードバックを直接審査員の皆様からいただく幸運に恵まれました。

エレキが目指す介護の未来と社会

私たちが解決したいのは、高齢者や障害者が直面する介護の課題です。日本の高齢者人口が今後30%から40%に増加する中、介護は社会全体の重要な問題となります。私たちの目標は、遠隔介護メソッドを普及させ、誰もが自分の人生と仕事を大切にしながら介護に取り組める社会を実現することです。このビジョンを達成することで、すべての人が尊厳を持ち、自立した生活を送ることができる社会を築きたいと考えています。

その根底にあるのは、介護に関わる全員が直面する多層的・多面的な課題です。家族だけでなく、給与が低くストレスが多いヘルパー、そして、問い合わせ相談の質問に対応しきれない行政の窓口も含まれます。

高齢化が進む中で、介護が必要になった際に処理しきれない状況を予測しています。介護は、今後予防的な方向性を模索し前倒しなければ、社会保障費の増大や利用者の負担額の上昇が避けられません。私たちが考える解決策は、早期から家族がチームとなり、経済的資源を活用しつつ、本人の意志を尊重したケアプランを立てることです。現在、親子間や医師との情報交換がうまくいかず、ステレオタイプな介護が行われがちです。しかし、介護保険制度だけに依存するのではなく、さまざまなサービスを上手に活用することが重要で、介護保険が全てをカバーしないという認識を持つ必要があります。どういうことかと言いますと、多くの人が介護保険制度が万能であると誤解していますが、実際には多くの制約があり、その制度だけでは十分なサポートがうけられません。

これらの認識から、私たちは家族が自ら情報を整理し、プロジェクトマネジメントと逆算思考で理想の介護に近づける計画を立てることが解決策だと考えています。介護は、単にケアを提供するだけではなく、ウェルビーイング、すなわち元気でいることも重要視する必要があり、セットで同時に行います。

このビジョンを達成するためには、介護に対する社会全体の意識改革が必要です。

私たちは、「介護=重い負担」という既存のイメージを変え、「先手必勝」「マネジメント」としての介護を普及させることで、すべての人が尊厳を持って、自立した生活を送ることができる社会を目指しています。

最優秀賞の受賞の喜びを社会実装に向けた力に

ファイナリストの皆様の授業プランとピッチがとても素晴らしく、どなたが受賞しても良いピッチでした。受賞できたことは誠に光栄です。とにかく持続可能な介護の未来を構築したい一心でここまで来ました。受賞の喜びを社会実装に向けた力に変えて気を引き締めてスタートしで参ります。

この日を迎えるまで数えきれない人たちのサポートと、ご尽力をいただきました。

心より御礼申し上げます。
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深刻な介護問題に対する革新的な解決策を提案する弊社のミッションは、家族主導で進める遠隔介護マネジメントプラン「ファミリーケアナビ」によって、介護を必要とするすべての人が尊厳を持って自宅で生活できる未来を目指しています。介護の経験と現場の課題に直面し、これらに対応するために立ち上げたこのプロジェクトは、2024年のI'meビジネスコンテストで最終審査に進出し、私たちのビジョンと実行計画を広く伝える機会を得ました。社会全体で介護に対する認識を変え、全ての人が自立した尊厳ある生活を送れる社会を実現するため、私たちはこの挑戦を続けていきます。

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