要介護5・電動車椅子生活20年以上——株式会社エルギ代表・ケアシフト®提唱者の西本理恵です。今日はスマートホーム 音声操作に挑戦している、指が使いにくい私のリアルな体験をお伝えします。
まだ「成功した話」ではなく、「今まさにぶつかっている壁」についてお話ししたいと思います。
家電を声で操作できたら、どんなに楽だろう。ずっとそう思っていました。でも実際にやってみようとしたら、思っていたより一筋縄ではいきませんでした。
関節リウマチで指が使いにくくなって気づいたこと
私は東京で関節リウマチを発症し、その後、人工関節の手術を経験しました。指の関節も例外ではなく、力が入りにくい日、握るのがつらい日があります。
スイッチをカチッと押す。リモコンのボタンを探して押す。何でもない動作のはずなのに、指先に負担がかかる日は、それだけで一仕事になるのです。
電動車椅子で移動することにも慣れましたが、「手元の小さな操作」のほうが、実はずっと厄介だったりします。
「エアコンだけでもスマートホーム 音声操作したい」と相談したら、まさかの返事
まず一つだけでも、と思って選んだのがエアコンでした。リモコンを探して、ボタンを押して——この動作を「エアコン、つけて」の一言に変えられたら、どれだけ楽になるだろうと思ったんです。
そこで業者さんに相談してみました。ところが返ってきたのは、「お使いのエアコンが古いので、対応が難しいかもしれません」という言葉でした。
正直、拍子抜けしました。声で操作するくらい、今どきは当たり前にできるものだと思い込んでいたからです。まさか「機種が古いから」という理由で最初の一歩からつまずくとは、想像していませんでした。

リモコン操作ではなく音声入力でエアコンを操作したい
本当にそうなのか、まだ調べている最中です
「難しいかもしれません」と言われて、そのまま諦める気にはなれませんでした。本当に無理なのか、それとも別のやり方があるのか——スマートホーム 音声操作について、今、そこを自分でも調べている最中です。
指先が疲れやすい体だからこそ、「誰かに難しいと言われたら終わり」にはしたくないんですね。制度でも家電でも、「知らなければ活用できない」というのは、これまでの人生で何度も経験してきたことでした。
だから今回も、鵜呑みにする前に、もう少し自分で確かめてみようと思っています。
📝 この記事を書いた人
西本 理恵(にしもと りえ)
ウェルビーイングPRプロデューサー/株式会社エルギ代表/ファミリーケアナビ主宰
- 要介護5・関節リウマチ・電動車椅子ユーザー歴 20年以上
- 認知症の母のダブル介護 10年以上
- 介護当事者・情報発信歴 24年以上
- 築100年の古民家を遠隔でバリアフリーリフォーム
「要介護5の私でもできた。あなたにもきっとできる」
この発想、実は古民家リフォームの時からずっと同じ
実は私、西本理恵にはこれと似た経験があります。20年以上前に築100年の古民家を全面リフォームしたときも、「車椅子でも、障害があっても暮らしやすい家」を一から考えました。
あのときも、最初から全部がスムーズに決まったわけではありません。建材や動線、一つひとつを検討し、時には専門家の意見と自分の希望がぶつかることもありました。それでも一つずつ確かめながら、自分に合う形を探してきました。
今回のエアコンの件も、根っこにあるのは同じことだと感じています。すぐに結果が出なくても、「本当にそうなのか」を自分の目で確かめ続けること。それが、環境を自分に合わせて変えていくための、いちばん大事な姿勢なのだと思います。
電話やSMSは、すでに声だけで完結しています
家電はまだこれからですが、電話やちょっとした連絡については、すでに「Hey Siri」でスマホを操作するのが日常になっています。詳しくはSiri・SMSの活用記事にも書きました。
「できていること」と「まだできていないこと」がはっきり分かれているのが、今の私の実際のところです。すべてが一気に便利になるわけではなくて、一つずつ、うまくいくものもあれば、壁にぶつかるものもある。それでいいのだと、最近は思うようになりました。
まとめ:うまくいかないことも、正直に書いていきたい
家電のスマートホーム 音声操作については、今のところ「エアコンは古くて難しいかもしれない」と言われ、足踏みしている状態です。かっこいい成功談ではありませんが、これが今の私のリアルな状況です。
指が使いにくい体だからこそ、便利になる方法を諦めずに探し続けたい。うまくいったこともいかなかったことも、正直にお伝えしていくことが、同じように悩んでいる方の役に立つのではないかと思っています。
この件がどうなったか、また続きをお伝えできればと思います。
遠隔介護「リモケア」のこと、もっと知りたい方はこちらも読んでみてください。
*西本理恵:ケアシフト®提唱者。元国際線CA・要介護5・株式会社エルギ代表。介護・身体・時間の制約を、AIとPRで「できる形」に変える。仕事と介護を両立し、人生を手放さないための「ケアシフト®」を提唱している。ウェルビーイングPRプロデューサーとして、Hiroshima Bloom Together(赤色でつながる広島・バリアフリー推進)にも取り組んでいる。*