介護とPR塾の両立は? 母とわたしの1年
昨年11月 一年間の学びを OJT PR 塾で開始した時、母がこの世からいなくなっても、自分の残りの人生は続くから「 バリアフリー、フラワーが美しい広島」 の PR 活動したいな、と思って入塾しました。
気がかりだったのは受講期間が1年と長いこと。zoomでオンライン受講できることは介護生活者にとっては好機到来~〜!
高額授業料は、ヘルパー同伴新幹線のリアル受講だったらもっと出費がかさむ、と考えると気にならず、むしろヘルパーなしで家でラクに学べることがイチバン魅力だったのです!迷いはありません。
昨年の母は、何度も誤嚥性の熱が出て、酸素飽和度が低下して救急搬送する?明日その時が来るかも?!と、少し覚悟をする日々でした。
1年後の11月まで母が大丈夫か全く予測ができなかったのです。
今は2021年10月下旬。塾も最後のメディアプレゼンを残すのみ。コロナ禍でも母と私は、お陰様で変わらず在宅介護生活をおくっています。
このブログを書いている横では、認知症の母は酸素療法のチューブを鼻につけ、ダイニングテーブルの前でヘルパーさんに
「あなたはぷくぷくしてるね」
(太めヘルパーさん 苦笑)
「私はしわしわ」
・・・予期せぬ話の展開に。
骨と皮だけになった自分の体を見るのが嫌なのでしょうか、こんな会話を聞きながら、私も母も走り抜けた1年だったと感謝と安堵の気持ちがわいてきます。
介護は(保育もだと思いますが)事業所サーヴィスの時間変更がし難い。良く対応してくださって助かりました。
母の骨折や入院、発熱、サヨナラと相続諸々を思うと、何としてもそれらを避けたかった私は、以前より「より細かな指示」をヘルパーの方々にしてきたと振り返って思います。
「言い過ぎ」だったかな?!と省みましたが、この1年の方が元気で安定していたと気づいたのです。
・高齢者の在宅介護
➔水分摂取 ビタミンC(熱・便秘)
➔熱が出る・下がるは、脈拍数
➔推察、問題解決、先手必勝のマネジメント指示
ヘルパーさん達のおかげなんです。感謝
母の介護と自分の介護、プラス PR塾ワークの両立方法は?
私自身の1日のスケジュールは、
パソコンの前に10時半過ぎ
郵便物処理 ヘルパーさんへ伝達・メール 外出
15時から17時30分までベッド
17時30分から19時30分介護食事
23時までPC/フリー時間
23時ベッド 01時就寝
母のスケジュール
8時45分から洗面 トイレ 食事
ベッドで休む
12時以降食事
ベッドで休む
17時食事
22時就寝
03時 トイレ 水分補給
要介護5と要介護3の在宅介護を実践中です。
それぞれ5社の介護事業所のヘルパーの方に来てもらって、 22名のヘルパーの方にお世話になっています。
自費契約のサービスあり、訪問歯科医療と訪問医療もあります。御中元、祭事、機械故障や諸々の他仕事も処理しなくてはなりません。
PR 塾のズーム受講の時 母の徘徊を止める方法
何かをしていないと、すぐ「トイレに行く」と立ち上がり何往復もするため、危なくて私が気になるのです。
「転倒骨折させない」ために
何かをしてもらって椅子に座らせておきたい・・・と考えました。
・洗濯物をたたんでもらう
・たたんであるフェイスタオルを崩して5枚わたす
・ティッシュペーパーを折りたたんでもらう
・「鶴瓶の家族に乾杯」の録画を見せる
これらに飽きて難色を示すようになったので、手作業の新しい刺激プレゼントしました。
<子供のキッチンセット>です。
興味を示さないかもしれないから一番安いもの(驚いちゃったのは高額バリエーション@@)を選んでさりげなく置いてみると…
食いついてくれた!
認知症のため食べるんじゃないかと木製にして正解。
「これ食べれんねー」
期待通りの第一声に笑いをこらえられず。(^^)
静かに寝ていると安心なんですが、それは私の都合。
どのようにリモート介護で1年を過ごしたか、思いつくことを紹介しますね。
水分補給ビタミンC入りで 風邪予防と排便コントロール
ビタミン C カプセル1000 MG の半分を OS1を薄めたものに混ぜて水分補給をしてもらいます。
いつもではなく、痰が多くて水分不足かなと思う時や、排便がないときにマグミット(マグネシウム)と ビタミン C 500ミリ。
ビタミン C を多くとるようになって調子がいいのではないか、とヘルパーさんからの気づきもありました。
熱が出る前は、手がすごく冷たい。脈拍数に注意
午後になって「このまま様子を見よう」なんて思わないで、食欲もなく脈拍が高い場合は、迷わず訪問看護の方に連絡します。
これまでの症状とパターンで先読みするのです
もうちょっと様子を見よう、そんなことをしてると夜になり、訪問医療も受けられません。
「心配なら救急車を」となるのは避けたい。
朝は正常でも、脈が速いと間違いなく午後から夕方にかけ熱が出るのですから。
早期連絡により訪問医療を受け、抗生剤と、 OS 1ビタミン C1カプセル(1000 MG)の補給。食事をしてないのでマルチビタミン入りゼリーとか、ビタミンと水分を与え続けると翌日には熱が下がって歩いて食卓につけたりするのです。
「ふじみ」さんと呼ばれたりしています。!(^^)!
パルオキシメーターでSPO2酸素飽和度を観ながら様子をみていきます。(うちでは普通、当たり前なこと)
検温した時、そんなに熱がなくても、必ず脈拍を注目すべきです。
逆に熱が出た後、体を氷で冷やしながら適切な水分補給とビタミン C で様子を見て、脈拍が下がっていけば熱も下がると理解してオッケーです。(脈拍でホッ)
口を開けて寝て、痰が喉に詰まる。そして熱・・・このパターンを回避するために、午前3時の介護の後は横を向いて寝てもらうようにしました。
口を閉じ、円背の母には呼吸が楽なので、痰が気管支に入りにくくなったことも調子良かった要因だと思います。
この一年を振り返ってみると、母に調子よく過ごしてもらいたい一心で、 介護の仕方もより細く小さな気づきを介護ヘルパーの方に伝え、相談しながら実践してもらったことが、良い結果に繋がったと思ってます。介護は人それぞれ。
高齢者の介護だけでなく、健康度を高く保つためには、ほんの少しの気づきと実践が必要だと私も認識を深めました。
現在、家族の介護されてる方、自分の仕事と両立し、うまくやりたいと思われる方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。 ・高齢者の在宅介護
➔水分摂取 ビタミンC(熱・便秘)
➔熱が出る・下がるは、脈拍数
➔推察、問題解決、先手必勝のマネジメント指示
ここまで読んでいただきありがとうございました。次回は、PRについて紹介しますね\(^o^)/