講演 遠隔介護

ボストン在住者への遠隔介護・講演

皆さん、お久しぶりです。

長い間ブログを更新できずにいましたが、またここに元気で戻ってきました!この期間に、多くのことが変わりましたので、その一部をご紹介します。

3月にビジネスコンテストファイナルに進み、最優秀賞を受賞。アワード特典として株式会社LITA代表の笹木郁乃社長より、1対1のコンサルを6月まで受けさせていただきました。(とっても光栄なこと!)コンサルの内容は、遠隔介護のプラットフォーム立ち上げの準備(ホームページ 提供サービス メルマガなど)に関係することです。

このプラットフォームにより、遠隔介護の分野で新しいサービスを提供できるようになります。

離れていても、

スマホ1台から始める遠隔介護「ファミリーケアナビ」

つい後回しにしてしまう介護準備は、これからの超高齢化社会とヘルパー不足の介護全体を考えた時、先手必勝で早く行っていた人ほど慌てずにすみます。

おぼろげでもプランや日頃からのコミュニケーションを通して準備をしていない場合、本人だけでなく家族は心理的にも経済的にも負担になったりします。

また、相談者やケアマネさんを頼りにするしかないので孤独です。つい言われるままに行動することになり、後で「あれで良かったのかな」と思うことも…

そのような人たちが少しでも少なくなるよう「遠隔介護マネージメント」で、早期から病歴などデータ作成することを私はおすすめしています。親のことは案外知らない💦私もそうでした。

ボストン日本女性の会に登壇

先週、ボストンの日本女性の会の皆様に「介護はマネジメントでする 遠隔介護のすすめ」というテーマで講演を行いました。特に、海外に住む日本人の皆さんにとって(約80万人もの方々)日本にいる家族や親のことを気にかけながらも、遠く離れている距離のために心配が尽きないことと思います。

嬉しいご縁

以前の塾でご一緒だったマッキーさんからコミュニティ運営の青木メグさんを紹介いただき、交流会でボストン在住Akikoさん(ピアノ講師/ALEXANDER テクニック認定講師)ご縁をいただき、広がっていき、30名以上のボストン在住の方と繋がりお話しさせていただきました♪皆様に感謝

私自身、要介護5で体が不自由な身でありながらも、両親を家で看取った経験があります。その経験を基に、離れていてもできる介護の方法や、介護に必要な準備、そして家族で早めにプランを立てることの重要性についてお話しをさせていただきました。

スライドパワーポイントを使いながら、日本の介護の実情や介護保険制度についても触れ、海外に住む皆さんにとっても理解しやすい内容を心がけました。

介護保険制度は利用している私でも、介護関係の仕事の方でも3年に一度改定が行われるため、アップデートしていくことが難しいです。

また、介護保険は制限が多く、一言での説明が難しいです。上の写真左は、オレンジ色の庭のバラを飾ってもらうことはできないこと、希望する時は自費サービスを利用してくださいね、とか、右側写真の車椅子でお散歩風景も、お買い物目的など理由がなくてはダメでただの散歩は不可、とか。写真の例を解説しながら、重要なことが記憶に残るように努めました。

他には「日本の介護のリアル」

「私の要介護5の生活」

両親を介護して、また自分が寝たきりになって初めてわかった大切なポイントを、2時間にわたって熱く語りました。

ボストン在住の皆様は、介護への関心が高く、質問をご用意して参加でくださっていたのに、夜10時から始まり気がつけば11時50分過ぎ!私は真夜中12時から介護開始のため、ご挨拶もそこそこに退室となりました。私ももっとお話したかったです!本当に申し訳なかったです。(介護生活はこういう時つらいですね。シンデレラアラカン👀)

講演後、多くの方々から好評をいただきました。その一部をご紹介します。

「西本様のご講演は大変素晴らしかったです。たくさんのことを考えさせられる機会となりました。近い将来始まるであろう親の介護、自分もおそらく家族に介護される立場になるであろう将来のことを身近に考える時間になりました。また、西本様のお話を聞きながら、介護は突き詰めていくと、介護の問題だけでなく、どう生きるのか、どう死ぬのかという重い問いを、家族との関係の中で、また自分自身の内の問いとして考えていくべきことだと思いました。西本さんのご自身の経験に基づく話はとてもパワフルで、西本さんの人生に対する向き合い方や考え方には深い知恵が宿っていて、ただただ尊敬の念を感じました。どんな状況の中にあっても、できないことにではなくて、できることに目を向けて、創造性豊かに、そこから得られたビジョンを実際に行動に移して生きていらっしゃる西本さんの人生のお話をシェアしていただき、感謝で一杯です。このような企画の実現まで関わってくださった皆様にも感謝です。ありがとうございました。」

これは、アンケートを実施して、許可を頂いたKW様のご感想です。こちらこそありがとうございました、と心からお礼申し上げます。ボストン日本女性の会の幹事の皆様、お声かけや準備など誠にありがとうございました。

私の両親の看取り経験や、人生の山谷をこれまで多くの人に支えていただきながら、実に多くのことに気づき目覚めさせてもらった経験と信念をお伝えすることができたことが、本当に嬉しいです。

ボストン、アメリカの東部にいらっしゃる皆様の、日本のご家族を思う気持ちがアンケートに込められていて、感動で心震えました。海外在住の日本人の会や、企業邦人グループの方でズーム講演をご希望される方は、お気軽にご連絡ください。

近いうちに、皆さんにご案内して、離れていてもできる遠隔介護のセミナーを開催する予定です。このセミナーでは、遠隔介護の最新情報や実践的なアドバイスを提供し、皆さんの生活をサポートすることを目指しています。

セミナーの詳細やお知らせは、このブログからもご案内します。

これからもよろしくお願いします!

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会社の投稿分です またディスクリプションを簡単に短い文章でお願いします
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もちろんです。会社の投稿内容を教えていただければ、そのディスクリプションを作成いたします。投稿内容に関する詳細を提供してください。

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このビジネスコンテストに応募した理由は、深刻化する介護問題に対し、具体的かつ実行可能な解決策を提案したいという強い動機からです。長年介護を受け、認知症の母親のダブル介護、介護難民の一歩手前に立たされた経験、そして介護現場で働くヘルパーの方々が直面するストレスや離職問題、在宅訪問介護サービスの提供会社の減少という現実を今、まさに体感中です。これらの経験から、10年後の介護の未来に対する深刻な懸念と、救済されない人たちへの正義感が、私の行動を促しました。

今のままでは、全ての介護が必要な人々の約1/3が、自らの希望通りに在宅での生活を送ること、また施設への入所が困難になると予想しています。この危機的状況に対処するため、「ファミリーケアナビ」という新規事業を立ち上げる必要があると考えました。遠隔介護マネジメントプランを提案し、早期の準備と家族全員でのケアプラン作成を社会に実装する必要性を感じています。
このビジネスコンテストを通じて、このプランが社会的課題に対する具体的かつ実行可能な解決策として認識され、一歩一歩実現に向けて進むことを願っています。

弊社のビジョンは、介護を必要とするすべての人が、住み慣れたわが家で長く尊厳を持って生活できる社会の構築です。

ビジネスコンテストファイナリスト5名に選ばれ最終審査へ

株式会社LITAプロデュース I'meビジネスコンテスト2024は、一時審査、二次審査、そして2024年3月20日(水)Potential Bloomingをテーマにしたビジネスコンテストの最終審査が東京御茶ノ水で行われました。ファイナリスト5名は、それぞれが直面し、苦悩した経験をもとに、社会が抱える課題をビジネスでどうやって解決し、社会を変えていくか、100名の参加者の中発表を行いました。

弊社代表はオンラインで発表させていただき、タイトル概要は以下の通りです。

プランタイトル
「離れていてもできる遠隔介護 ファミリーケアナビ 」
プラン概要
「遠隔介護マネジメントを核とした家族主導の計画と情報共有で、どこにいても介護参加を実現し、未来のケアと幸せを共に創る」

▼開催日時
3月20日(祝・水)13:00〜16:30(12:30 開場)

▼会場・アクセス
東京都千代田区神田駿河台4-2-5
御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11階

▼審査員

**株式会社エアークローゼット
代表取締役社長 兼 CEO 天沼聰様
**freee株式会社
起業時代統括マネージャー 磯貝美紀 様
**障がい者みらい創造センター
理事長 竹内亜沙美様
**相模女子大学大学院
社会起業研究科教授 金森剛様
**一般社団法人まちはチームだ / 株式会社HOA
代表理事 代表取締役 岡秀樹様

多くのフィードバックを直接審査員の皆様からいただく幸運に恵まれました。

エレキが目指す介護の未来と社会

私たちが解決したいのは、高齢者や障害者が直面する介護の課題です。日本の高齢者人口が今後30%から40%に増加する中、介護は社会全体の重要な問題となります。私たちの目標は、遠隔介護メソッドを普及させ、誰もが自分の人生と仕事を大切にしながら介護に取り組める社会を実現することです。このビジョンを達成することで、すべての人が尊厳を持ち、自立した生活を送ることができる社会を築きたいと考えています。

その根底にあるのは、介護に関わる全員が直面する多層的・多面的な課題です。家族だけでなく、給与が低くストレスが多いヘルパー、そして、問い合わせ相談の質問に対応しきれない行政の窓口も含まれます。

高齢化が進む中で、介護が必要になった際に処理しきれない状況を予測しています。介護は、今後予防的な方向性を模索し前倒しなければ、社会保障費の増大や利用者の負担額の上昇が避けられません。私たちが考える解決策は、早期から家族がチームとなり、経済的資源を活用しつつ、本人の意志を尊重したケアプランを立てることです。現在、親子間や医師との情報交換がうまくいかず、ステレオタイプな介護が行われがちです。しかし、介護保険制度だけに依存するのではなく、さまざまなサービスを上手に活用することが重要で、介護保険が全てをカバーしないという認識を持つ必要があります。どういうことかと言いますと、多くの人が介護保険制度が万能であると誤解していますが、実際には多くの制約があり、その制度だけでは十分なサポートがうけられません。

これらの認識から、私たちは家族が自ら情報を整理し、プロジェクトマネジメントと逆算思考で理想の介護に近づける計画を立てることが解決策だと考えています。介護は、単にケアを提供するだけではなく、ウェルビーイング、すなわち元気でいることも重要視する必要があり、セットで同時に行います。

このビジョンを達成するためには、介護に対する社会全体の意識改革が必要です。

私たちは、「介護=重い負担」という既存のイメージを変え、「先手必勝」「マネジメント」としての介護を普及させることで、すべての人が尊厳を持って、自立した生活を送ることができる社会を目指しています。

最優秀賞の受賞の喜びを社会実装に向けた力に

ファイナリストの皆様の授業プランとピッチがとても素晴らしく、どなたが受賞しても良いピッチでした。受賞できたことは誠に光栄です。とにかく持続可能な介護の未来を構築したい一心でここまで来ました。受賞の喜びを社会実装に向けた力に変えて気を引き締めてスタートしで参ります。

この日を迎えるまで数えきれない人たちのサポートと、ご尽力をいただきました。

心より御礼申し上げます。
ChatGPT
深刻な介護問題に対する革新的な解決策を提案する弊社のミッションは、家族主導で進める遠隔介護マネジメントプラン「ファミリーケアナビ」によって、介護を必要とするすべての人が尊厳を持って自宅で生活できる未来を目指しています。介護の経験と現場の課題に直面し、これらに対応するために立ち上げたこのプロジェクトは、2024年のI'meビジネスコンテストで最終審査に進出し、私たちのビジョンと実行計画を広く伝える機会を得ました。社会全体で介護に対する認識を変え、全ての人が自立した尊厳ある生活を送れる社会を実現するため、私たちはこの挑戦を続けていきます。

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