遠隔介護

遠隔介護 先ず介護イメージ作り

遠隔介護の基礎編

今日のテーマは「誰かの介護を想ったことがありますか」介護イメージを作ろうです。

前回、急な出来事にも慌てないよう「親の基礎情報を電子化して準備しましょう」、という記事を紹介しました。

2020・新型コロナ流行・パンデミックにより、家族による遠隔介護はさらに重要になったと感じています。過去記事などを参考に直ぐに準備しましょう。

過去記事
介護が必要になる前に遠隔準備

遠隔介護を始める前に何が必要か? こんな方におすすめ 介護が必要な家族がいる 親・家族と離れて暮らしている 仕事・育児で介護現場には行けない、関われない 親・舅・姑の介護が同時にふりかかってきそうで不 ...

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親の介護をイメージしておく

長年親と離れて暮らしていると、考え方、大事にしているもの、ライフスタイルが全く違うのでまた元通りに親子で一緒に住めるか不安でした。 というか、できれば避けたかったです。><

しかし、帰郷する前の当時の私は、慢性関節リューマチで無職になっていて、実家の両親と一緒に暮らすことも候補の1つでした。
悶々として自分の将来もイメージできない状況でしたが、親の将来も同時に考えることで、帰郷して同居する(できる)にはどうすればいい???と、将来を見据えたポジティブなイメージができるようになりました。仮定と条件を整理すると、望む方向が見えてきました。

親が離れて住んでいる、いないに関係なく、高齢になっていく親のことを考えると

老いは誰でもやってくる
誰でも歳をとる
(自分も同時に)
その時の暮らし方、どういう人生の幕引きがあっているか

皆に当てはまることなので、上記のようなことを考えない人はいないはずです。

独身者や何か障害がある人は、早くから自身の将来を考え、幾つも加齢イメージや終活トレーニングできるかもしれません。
しかし、子供や伴侶がいる人は、一緒に加齢が進み「皆で支えあえれば…」と安心しがちです。親も子供も老後を単独でイメージし難いかもしれません。

うちのケースでは、両親は古民家を改築して帰郷する私と一緒に住み、他の家族は新居建設と方向性が決まりつつあった時、改めて自分の実家の住居の欠点が分かったり、他の諸問題が顕在化したので、少しずつ箇条書きにしてピックアップしていきました。

正直、それまで私は両親と実家に住むとは思ったことがなかったですし、家についても老後のことも「考えようともしてなかった」といったところです。

先ず私がした介護イメージ

①住居の事

② 他のきょうだい家族とのこと

③将来どういう介護を受けるか、大まかな方向性

(我が家の)結論:『訪問介護を利用しやすい家に改築する』

遠く離れたところから上記①②⓷をイメージしてスケルトンの部分を組み立て、何度も熟考し直していったことが、後にずいぶん役立ちました。イメージ開始から2年かかりました。
遠く離れている場所でも「先ず介護イメージを持つ」ことから始める重要性を実感したので具体的にお伝えしていきますね。

客観的に現状を推察し、介護に備える

両親と話してると、主に母親ですが、どうも両親は一緒に同居している息子家族が面倒みてくれるんじゃないか…と思っている節がありました。

しかし、東京で離れて暮らし、それまで家族の状況を見ていた私の受け止め方は、「あまり介護の期待はしないほうがいいんじゃないの?(*_*;」でした。

理由

時代は変わり、親世代も子供に遠慮せず、また子供も自分たちのペースで暮らしたい。

・隣なら良いが同居は嫌(無理!)

・同居していても、親を介護する余裕がない

共働き夫婦が子育ても終わらないうちに親の介護とは…?!

・介護のための同居は避けたいなと多くの子息・嫁は思うはず。

解決にむけてのポイント3つ

ポイント

①健康に気を付け、退職後も就労し元気でいてもらう
仕事 (男性)自炊・ボランティア・趣味・家庭菜園

②在宅訪問介護を受けるイメージ
1階
日当たり良い部屋を介護部屋にできるか

⓷親世代は施設に入れる?年金額の確認・預貯金を保全
在宅介護費用 + 施設利用料と試算する

上記の①②⓷について遠隔介護者は、事前にイメージしながら連絡を取り、サポートしていきます。

介護をイメージすることが難しいと思うならば、より具体的な事柄、気になること、イメージしやすいものから始めるのも良いと思います。

いくつになっても元気でいれば介護は不要です。

まず最初に「元気でいること」を考える
そのサポート:遠隔介護的に何ができるかを考えていく。

その次に考える事は、加齢による日常生活の不便さが増したとき、
在宅訪問介護を受ける選択をイメージ

その時の主要点は、車寄せ、部屋の確保と出入り口(介護ヘルパー入室)を具体的にどこにするかイメージしておくことです。
入り口がなくても掃き出しガラス戸の外にデッキなどを作ると言う手もあり)

ココに注意

これから高齢者住居のリフォーム、新しい家の購入予定がある人は将来の介護イメージを併せて考慮の上、不動産をご購入ください。
30〜40代で親と将来同居を考えて住宅購入する場合、階段の2,3段が膝を痛めた場合、どれだけ苦痛かイメージしてくださいね。
自分たち、ヘルパーが階段で介助するようになるのです。
元気だとなかなか想像できないと思いますが、外出しやすい環境

在宅介護・高齢者施設へ入居の費用

今後の介護保険の費用の改定はまず間違いなく行われていくと思います。しかし、介護に馴染めがない人は、施設に入ればいい…と親の介護を思ってしまうかもしれませんが、在宅介護費用+施設に入居するお金と考えるべきです。プラス αになることを忘れないでくださいね。

 

まとめ

・親家族が可能な限り健康でいるためのサポート目指し、イメージする

・だんだんと介護が必要になってきた場合、介護保険利用を申請、訪問介護を利用する

・可能な限り在宅で過ごせるよう(ショートステイも利用)自立支援を公的サーヴィスと自費サーヴィス利用、遠隔介護者の知恵とマネージメント力で支える。在宅が難しくなった時、施設入居の順にしておくことがイメージ的には良いと思います。

・上記の流れでいくのに必要な事は、健康でいる食事、生活習慣のさりげないコーチング、補助具や買い物代行(オンライン購入)など提供する。

・介護スタイルは千差万別。自分たちで思慮深く・熟慮した介護イメージ作り。つまり「より元気で生きられる」サポートのトレーニングが必要。

・何かあった時、アセスメントシートの準備はもとより、慌てないで済むために介護情報や知識を蓄えておくこと。

・お金の事についても、なかなか話を切り出しにくいかもしれません。把握しておくことは大切なので、年金額や収入について大まかに知って介護イメージを作りましょう。

何度もお伝えしますが、 何かあった時、○○こうするとイメージ・シミュレーションしておくと、慌てることもありません。そして、それは自分の生活を守ることになります。

家族の介護を自分たちでイメージし、マネジメントして中核を固める。他人に全て丸投げはしないことが大事です。(^^

 

 

 

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会社の投稿分です またディスクリプションを簡単に短い文章でお願いします
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もちろんです。会社の投稿内容を教えていただければ、そのディスクリプションを作成いたします。投稿内容に関する詳細を提供してください。

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このビジネスコンテストに応募した理由は、深刻化する介護問題に対し、具体的かつ実行可能な解決策を提案したいという強い動機からです。長年介護を受け、認知症の母親のダブル介護、介護難民の一歩手前に立たされた経験、そして介護現場で働くヘルパーの方々が直面するストレスや離職問題、在宅訪問介護サービスの提供会社の減少という現実を今、まさに体感中です。これらの経験から、10年後の介護の未来に対する深刻な懸念と、救済されない人たちへの正義感が、私の行動を促しました。

今のままでは、全ての介護が必要な人々の約1/3が、自らの希望通りに在宅での生活を送ること、また施設への入所が困難になると予想しています。この危機的状況に対処するため、「ファミリーケアナビ」という新規事業を立ち上げる必要があると考えました。遠隔介護マネジメントプランを提案し、早期の準備と家族全員でのケアプラン作成を社会に実装する必要性を感じています。
このビジネスコンテストを通じて、このプランが社会的課題に対する具体的かつ実行可能な解決策として認識され、一歩一歩実現に向けて進むことを願っています。

弊社のビジョンは、介護を必要とするすべての人が、住み慣れたわが家で長く尊厳を持って生活できる社会の構築です。

ビジネスコンテストファイナリスト5名に選ばれ最終審査へ

株式会社LITAプロデュース I'meビジネスコンテスト2024は、一時審査、二次審査、そして2024年3月20日(水)Potential Bloomingをテーマにしたビジネスコンテストの最終審査が東京御茶ノ水で行われました。ファイナリスト5名は、それぞれが直面し、苦悩した経験をもとに、社会が抱える課題をビジネスでどうやって解決し、社会を変えていくか、100名の参加者の中発表を行いました。

弊社代表はオンラインで発表させていただき、タイトル概要は以下の通りです。

プランタイトル
「離れていてもできる遠隔介護 ファミリーケアナビ 」
プラン概要
「遠隔介護マネジメントを核とした家族主導の計画と情報共有で、どこにいても介護参加を実現し、未来のケアと幸せを共に創る」

▼開催日時
3月20日(祝・水)13:00〜16:30(12:30 開場)

▼会場・アクセス
東京都千代田区神田駿河台4-2-5
御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11階

▼審査員

**株式会社エアークローゼット
代表取締役社長 兼 CEO 天沼聰様
**freee株式会社
起業時代統括マネージャー 磯貝美紀 様
**障がい者みらい創造センター
理事長 竹内亜沙美様
**相模女子大学大学院
社会起業研究科教授 金森剛様
**一般社団法人まちはチームだ / 株式会社HOA
代表理事 代表取締役 岡秀樹様

多くのフィードバックを直接審査員の皆様からいただく幸運に恵まれました。

エレキが目指す介護の未来と社会

私たちが解決したいのは、高齢者や障害者が直面する介護の課題です。日本の高齢者人口が今後30%から40%に増加する中、介護は社会全体の重要な問題となります。私たちの目標は、遠隔介護メソッドを普及させ、誰もが自分の人生と仕事を大切にしながら介護に取り組める社会を実現することです。このビジョンを達成することで、すべての人が尊厳を持ち、自立した生活を送ることができる社会を築きたいと考えています。

その根底にあるのは、介護に関わる全員が直面する多層的・多面的な課題です。家族だけでなく、給与が低くストレスが多いヘルパー、そして、問い合わせ相談の質問に対応しきれない行政の窓口も含まれます。

高齢化が進む中で、介護が必要になった際に処理しきれない状況を予測しています。介護は、今後予防的な方向性を模索し前倒しなければ、社会保障費の増大や利用者の負担額の上昇が避けられません。私たちが考える解決策は、早期から家族がチームとなり、経済的資源を活用しつつ、本人の意志を尊重したケアプランを立てることです。現在、親子間や医師との情報交換がうまくいかず、ステレオタイプな介護が行われがちです。しかし、介護保険制度だけに依存するのではなく、さまざまなサービスを上手に活用することが重要で、介護保険が全てをカバーしないという認識を持つ必要があります。どういうことかと言いますと、多くの人が介護保険制度が万能であると誤解していますが、実際には多くの制約があり、その制度だけでは十分なサポートがうけられません。

これらの認識から、私たちは家族が自ら情報を整理し、プロジェクトマネジメントと逆算思考で理想の介護に近づける計画を立てることが解決策だと考えています。介護は、単にケアを提供するだけではなく、ウェルビーイング、すなわち元気でいることも重要視する必要があり、セットで同時に行います。

このビジョンを達成するためには、介護に対する社会全体の意識改革が必要です。

私たちは、「介護=重い負担」という既存のイメージを変え、「先手必勝」「マネジメント」としての介護を普及させることで、すべての人が尊厳を持って、自立した生活を送ることができる社会を目指しています。

最優秀賞の受賞の喜びを社会実装に向けた力に

ファイナリストの皆様の授業プランとピッチがとても素晴らしく、どなたが受賞しても良いピッチでした。受賞できたことは誠に光栄です。とにかく持続可能な介護の未来を構築したい一心でここまで来ました。受賞の喜びを社会実装に向けた力に変えて気を引き締めてスタートしで参ります。

この日を迎えるまで数えきれない人たちのサポートと、ご尽力をいただきました。

心より御礼申し上げます。
ChatGPT
深刻な介護問題に対する革新的な解決策を提案する弊社のミッションは、家族主導で進める遠隔介護マネジメントプラン「ファミリーケアナビ」によって、介護を必要とするすべての人が尊厳を持って自宅で生活できる未来を目指しています。介護の経験と現場の課題に直面し、これらに対応するために立ち上げたこのプロジェクトは、2024年のI'meビジネスコンテストで最終審査に進出し、私たちのビジョンと実行計画を広く伝える機会を得ました。社会全体で介護に対する認識を変え、全ての人が自立した尊厳ある生活を送れる社会を実現するため、私たちはこの挑戦を続けていきます。

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