母は、体調の波があって、傾眠がひどくなったり、えらく真ともじゃない?とヘルパーさんと顔を見合わせる痛快コメントを発することもあります。
見当識障害が酷い時は、「トイレ」を連発して動き回ることが多い。ナチュラルハイで、一見元気そうだけど娘の私は気が抜けない怖さがあるのです。
早朝3時に介護ヘルパーの方がいらっしゃって20分で終了して退室されますが、今朝母に起こされた時間は3時48分。
(今ヘルパーさんが帰ったばっかり、な、はず… .~><)
おしっこと言ってベッドからすぐに横にあるトイレに行き、自分で帰ってこようとするのに、行きはよいよい帰りは怖い、まさにその言葉通りで自分がどこに行けばよいかわからないのです。
ワタシの誘導指示でベッドがやっとわかっても、座ってベッドに横になって自分でお布団をかけて寝ると言う動作がワカラナイと言います。
今はまだ真冬の2月。床暖とオイルヒーターで暖房をしているとは言え古民家のすき間だらけの屋内。
ベッドに座り直して足をベッドに上げて布団をかけて眠るように私は何度も話す。
結局うまくできない。これはまずいと携帯で隣の家族を呼びます。
最初のコールでは起きてくれず困ったなぁと思いながら、もう一度かけてやっと電話に出て来てもらう。最近はこんな母の就寝介助がたびたび。
そして、朝が来て「よく寝た~」と朝食を食べ、また母はベッドに横になってまた眠ってしまいます。
ベッド上で行うリハビリの先生が週2回いらっしゃいます。
母のリハビリは私以上にハードなもので、1から10まで数えながら片足上げ、腰を浮かせ(主に先生がやってる笑)いろんな運動を先生の声に合わせてやっています。そのおかげで今でもベッドにベッドからトイレに1人で行けているのだと感謝してるんです。
しかし今週の火曜日、母はとうとうと言ってしまった。
「先生、今日はせんでもいいよぉ~」
温厚で従順な母がきょひってる~〜@@
こんなことを言う母をこれまで見たことがないかも。
どうにも眠くてたまらなかったらしく、ヘルパーさんが指で酸素飽和度を測って「99%」と言うと、思わず母は言ってしまうのです。
「ほら、せんでもいいでしょう?」
「99%あるから」
「先生、お金を持っとらんのよー」
先生)「お金は要りませんよ」!(^^)!
高齢になって認知症が進むと、どこまで認知できているか、まともか正直よくわかりません。
90歳過ぎても白髪染めも不要、何でも食べる、トイレもなんとか行ける、ヘルパーさん受けも良し、ほんと凄いよ、お母さん!
元気で年輪もう一つ増やしましょうね!