遠隔介護

介護が必要になる前に遠隔準備

遠隔介護を始める前に何が必要か?

こんな方におすすめ

  • 介護が必要な家族がいる
  • 親・家族と離れて暮らしている
  • 仕事・育児で介護現場には行けない、関われない
  • 親・舅・姑の介護が同時にふりかかってきそうで不安
  • 自身に心身ハンディがあって家族の介護もある状況
  • 一人っ子の親の介護
  • 子供がいない一人暮らしの方
  • お金と時間・労力の無駄遣いしない介護

 

遠隔で介護、どういうこと?

何処にいるかは関係ない

遠隔と聞くと、遠隔操作を想い浮かべて介護の機械操作?!と思われるかもしれません。確かに離れたところから医師が診療して介護状態まで見ることもリモートケアです。

しかし、私がここで「遠隔介護」と定義するものは「遠隔介護」と呼ぶ方が合っています。(^^)

ポイント

親や家族がよりよく生きられれるように策を練って、第三者に介護・ヘルプしてもらう。
「何を準備して」
「どのように手配」
「実現のために足りないものを考える」
など、ライフディレクターのようなことです。

自分達の足元を固める作業を核として、無駄なお金と時間をかけずに手間を省いた「サーヴィス受け上手」になって介護=見守りしましょう、と提案したいです。

なぜこのような提案をするか、その理由は、私自身が慢性関節リュウマチになって身動きがとれない、「できない」づくしのなか、数少ない「できる」ことを見つけて介護生活していった経験からです。

父を在宅で看取り(今ならもっと質高くできるが…)
自身の在宅介護(保険利用)、
そして認知症の母の在宅介護
それらの経験から見えてくるものがありました。

それは、至極シンプルなこと☆彡
「先ず本人と家族で詳細データ作成、何となくで良いので介護方針を決める」

このありきたりの事が、できているようで案外と抜けていることだと思うのです。
本当は一番大事なことなのですが。

遠くに住んでいるとか、介護に時間がさけないとか、ハンディある状況での介護ならば、なおさら上記のシンプルなことを直ぐに実践してみてください。

介護方針

在宅介護のプロセスで私自身が苦悩したこと。
それはターミナル介護・医療には自分たちが決定すべきことが多いということでした。

特に父のことでは、Ⓐ退院後に遠くにある施設 Ⓑバリアフー改築後の在宅介護、どちらにするか決める必要がありました。

家族は「(自分達は)介護はできない」というなか、半人前にもならない(母と私)状況で遠隔介護「24時間・介護は全て外部」と決めた時が大きな分岐点で、選択したのはⒷバリアフリー改築後の在宅介護

離れた土地の施設で長生きよりも「短命になっても家で」と父の思いを推察した介護方向に舵取りしました。
周りは心配したと思いますが、無謀に思われた在宅介護の決断に、救いの手を差し伸べてくださる人達や介護事業所が現れてサポートしていただきました。

介護事業も多岐にわたり、介護保険制度も利用したければ利用できます。しかし、介護保険制度も改定があり一定ではないことや制限があることを知っておきましょう。

民間企業の介護サーヴィスには、売り上げ重視の特性と、事業所の方針や人的スキル・人数など限界があるのです。

自分たちの介護方向に合う、そのうえ遠隔介護を理解してもらえる介護事業所を選んでいくことが重要になってきます。

本人もしくは家族の意向や決定が常に求められれば良いですが、ケアマネジャーや支援センターとの相談次第では、一度ベルトコンベアー式に乗ってしまうと、流れに乗って逆らえず、自走は難しくなることもあるように思います。

不本意でも制度や事業所の制約の中で選択せざるをえないことも出てくるので、介護前にしっかり介護方針を決めておくと、最小の妥協案の中で選択していけます。

より豊かで自分たちが望む老後の暮らしや人生の幕引きは、常に本人が中心にいる自走介護でなければなりません。

将来の介護を見据えて、今すべき3つのこと

親や身近な家族が介護が必要になった時、ケアマネジャーや役所(地域包括支援センター)に相談前に準備しておくと便利で良いことがあります。

介護関係で最初に作成されるのは、アセスメントシート(基本情報)というものです。
先方が作成するそのアセスメントシートを前もって情報を盛り込んで作成したものを参考にしてもらうと便利だと思いませんか?

どのようなメリットがあるでしょうか?

・慌てないですむ
・正しい情報を伝えることができる
・会って話す必要がない(遠隔で介護参加)
・家族以外の誰かに面談を頼める

上記該当の人が先ず将来の介護を見据えて自分たちのデータ収集することを理解できたら、次に大きな流れを確認しましょう。

簡単にいうと、次の3つとなります。

1 介護方向・全体像をイメージする

2 データ収集 
親(伴侶・家族)に直接聞いてみる、コミニュケーション (住所・電話番号)

3 インターネット検索 

1の介護方針・イメージ】とは、
「なるべく在宅で過ごしたい」「家よりも高齢者施設かな」・・・「健康に気を付け、独りで工夫しながら生きる」とか、現在イメージできる範囲でかまいません。願望でもよいのです。

例えば「三世帯で暮らす」「姉妹で暮らす」とか。
このようにイメージすると、「そのためには○○が必要」とか次に必要な情報を考えるようになってきます。この連鎖的なイメージや希望を持つことが重要だと思います。

データ収集】とは、遠隔介護の核となる被介護者の人生履歴・基本情報を細部まで徹底的に電子化、記録することです。

介護保険証は65歳になると送られてきます。保管場所にちゃんとありますか?
離れて住む家族に問うだけでなく、遠隔介護者は、送ってもらった画像でも目視でもよいので、必ず確認して番号などを記しておきましょう。

医療と介護はセットと考えて

・介護相談するとき、
・介護保険制度を利用するとき、
・入院するとき、
・ケアマネジャーと会う時
聞かれる内容は、ほぼ同じなので、それらを正確に記述して用意しておけば、直接提示できますし、郵送やFAX,メールで送ることができます。

また高齢者が病院に入院するとき、最初に「キーパーソンは誰か」と聞かれます。
長男・長女・妻・夫・姪・甥など家族内の代表者を選ぶことになりますが、介護も同じ人がキーパーソンになる方が良いでしょう。

遠隔介護に必要なもの

あなたの介護準備しておこうと思う気持ち

スマートフォン、あるいはパソコン

・毎日10分でも時間は必要

お金はかかりません。これはとても重要なことですね。

たったこれだけで介護がスムーズに将来行くんだろうかと思うことでしょう。

たったこれだけでも「しておく」と「しない」のでは違ってきます。

その「たったこれだけ」?と思う介護前の準備が億劫でなかなかできないのですが。(*_*;

インターネットには、多くの介護情報があふれています。でもどこから何を検索していいかが分からないと言う方がほとんどです。

昔の自分もそうでした。
父が倒れて入院した当時、私は遠く離れて暮らしていて、帰郷後に両親と住む家を改築中でした。ネット検索しながら「次はどうすればいいのか」と悶々としたことを覚えています。
病院在中のソーシャルワーカーがいても、不安を解消する適切な次の質問さえできなかった記憶があります。(汗)

病院・ケアマネ、訪問介護事業所・ケースワーカーにお任せ・依存して「よろしくおねがいします。」と思うのではなく、前もって履歴データーと、「どうしたいか・重要視する」方針など準備しておくことが、最近の介護事業の変化を見ていると重要だと痛感しています。

だからこそ皆さんにお伝えしたいですね!

下のアセスメントシートを作成してみてください。!(^^)!

ポイント

介護の前に、時間がある時に、被介護者が話せる時に情報収集して電子化

アセスメント情報 提出する情報
氏名    ふりがな
住所  〒
電話☎    携帯 ☎
生年月日   西暦 ・大正 昭和 平成   生まれ
世帯区分  世帯主  同居家族☎
介護保険証   コピー添付 あり なし
既往症
入院  有・無
手術  有・無   病院名
アレルギー あり なし
現在治療中か 病院名☎
主治医     氏名住所
主訴は?
緊急時 連絡先 ☎
入院保証人 (2名) 氏名   続柄    ☎
入院保証人      氏名   続柄    ☎

 

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会社の投稿分です またディスクリプションを簡単に短い文章でお願いします
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もちろんです。会社の投稿内容を教えていただければ、そのディスクリプションを作成いたします。投稿内容に関する詳細を提供してください。

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このビジネスコンテストに応募した理由は、深刻化する介護問題に対し、具体的かつ実行可能な解決策を提案したいという強い動機からです。長年介護を受け、認知症の母親のダブル介護、介護難民の一歩手前に立たされた経験、そして介護現場で働くヘルパーの方々が直面するストレスや離職問題、在宅訪問介護サービスの提供会社の減少という現実を今、まさに体感中です。これらの経験から、10年後の介護の未来に対する深刻な懸念と、救済されない人たちへの正義感が、私の行動を促しました。

今のままでは、全ての介護が必要な人々の約1/3が、自らの希望通りに在宅での生活を送ること、また施設への入所が困難になると予想しています。この危機的状況に対処するため、「ファミリーケアナビ」という新規事業を立ち上げる必要があると考えました。遠隔介護マネジメントプランを提案し、早期の準備と家族全員でのケアプラン作成を社会に実装する必要性を感じています。
このビジネスコンテストを通じて、このプランが社会的課題に対する具体的かつ実行可能な解決策として認識され、一歩一歩実現に向けて進むことを願っています。

弊社のビジョンは、介護を必要とするすべての人が、住み慣れたわが家で長く尊厳を持って生活できる社会の構築です。

ビジネスコンテストファイナリスト5名に選ばれ最終審査へ

株式会社LITAプロデュース I'meビジネスコンテスト2024は、一時審査、二次審査、そして2024年3月20日(水)Potential Bloomingをテーマにしたビジネスコンテストの最終審査が東京御茶ノ水で行われました。ファイナリスト5名は、それぞれが直面し、苦悩した経験をもとに、社会が抱える課題をビジネスでどうやって解決し、社会を変えていくか、100名の参加者の中発表を行いました。

弊社代表はオンラインで発表させていただき、タイトル概要は以下の通りです。

プランタイトル
「離れていてもできる遠隔介護 ファミリーケアナビ 」
プラン概要
「遠隔介護マネジメントを核とした家族主導の計画と情報共有で、どこにいても介護参加を実現し、未来のケアと幸せを共に創る」

▼開催日時
3月20日(祝・水)13:00〜16:30(12:30 開場)

▼会場・アクセス
東京都千代田区神田駿河台4-2-5
御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11階

▼審査員

**株式会社エアークローゼット
代表取締役社長 兼 CEO 天沼聰様
**freee株式会社
起業時代統括マネージャー 磯貝美紀 様
**障がい者みらい創造センター
理事長 竹内亜沙美様
**相模女子大学大学院
社会起業研究科教授 金森剛様
**一般社団法人まちはチームだ / 株式会社HOA
代表理事 代表取締役 岡秀樹様

多くのフィードバックを直接審査員の皆様からいただく幸運に恵まれました。

エレキが目指す介護の未来と社会

私たちが解決したいのは、高齢者や障害者が直面する介護の課題です。日本の高齢者人口が今後30%から40%に増加する中、介護は社会全体の重要な問題となります。私たちの目標は、遠隔介護メソッドを普及させ、誰もが自分の人生と仕事を大切にしながら介護に取り組める社会を実現することです。このビジョンを達成することで、すべての人が尊厳を持ち、自立した生活を送ることができる社会を築きたいと考えています。

その根底にあるのは、介護に関わる全員が直面する多層的・多面的な課題です。家族だけでなく、給与が低くストレスが多いヘルパー、そして、問い合わせ相談の質問に対応しきれない行政の窓口も含まれます。

高齢化が進む中で、介護が必要になった際に処理しきれない状況を予測しています。介護は、今後予防的な方向性を模索し前倒しなければ、社会保障費の増大や利用者の負担額の上昇が避けられません。私たちが考える解決策は、早期から家族がチームとなり、経済的資源を活用しつつ、本人の意志を尊重したケアプランを立てることです。現在、親子間や医師との情報交換がうまくいかず、ステレオタイプな介護が行われがちです。しかし、介護保険制度だけに依存するのではなく、さまざまなサービスを上手に活用することが重要で、介護保険が全てをカバーしないという認識を持つ必要があります。どういうことかと言いますと、多くの人が介護保険制度が万能であると誤解していますが、実際には多くの制約があり、その制度だけでは十分なサポートがうけられません。

これらの認識から、私たちは家族が自ら情報を整理し、プロジェクトマネジメントと逆算思考で理想の介護に近づける計画を立てることが解決策だと考えています。介護は、単にケアを提供するだけではなく、ウェルビーイング、すなわち元気でいることも重要視する必要があり、セットで同時に行います。

このビジョンを達成するためには、介護に対する社会全体の意識改革が必要です。

私たちは、「介護=重い負担」という既存のイメージを変え、「先手必勝」「マネジメント」としての介護を普及させることで、すべての人が尊厳を持って、自立した生活を送ることができる社会を目指しています。

最優秀賞の受賞の喜びを社会実装に向けた力に

ファイナリストの皆様の授業プランとピッチがとても素晴らしく、どなたが受賞しても良いピッチでした。受賞できたことは誠に光栄です。とにかく持続可能な介護の未来を構築したい一心でここまで来ました。受賞の喜びを社会実装に向けた力に変えて気を引き締めてスタートしで参ります。

この日を迎えるまで数えきれない人たちのサポートと、ご尽力をいただきました。

心より御礼申し上げます。
ChatGPT
深刻な介護問題に対する革新的な解決策を提案する弊社のミッションは、家族主導で進める遠隔介護マネジメントプラン「ファミリーケアナビ」によって、介護を必要とするすべての人が尊厳を持って自宅で生活できる未来を目指しています。介護の経験と現場の課題に直面し、これらに対応するために立ち上げたこのプロジェクトは、2024年のI'meビジネスコンテストで最終審査に進出し、私たちのビジョンと実行計画を広く伝える機会を得ました。社会全体で介護に対する認識を変え、全ての人が自立した尊厳ある生活を送れる社会を実現するため、私たちはこの挑戦を続けていきます。

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