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陽子さんと歩いた広島——fleurs trémolo の花束が届いた誕生日に思うこと

広島フローリスト fleurs trémolo の誕生日ブーケ

お誕生日に、素敵なお花が届きました。

送り主は、PR塾で出会った友人、陽子さん。

「健康に、元気が出る喜びブーケ」というテーマで、広島フローリスト・fleurs trémolo さんに相談して選んでくださったと聞いて——その気遣いの深さに、もうそれだけで胸がいっぱいになりました。

陽子さんという人

陽子さんは、PRの達人です。PR Times のエバンジェリストとして活躍されていて、広報・発信の世界では知る人ぞ知る存在。

でも、PRの腕前よりも先に私が感じるのは、その人としての奥深さです。

さりげない気遣い。きちんとした礼節。スマートでありながら、温かみがある。「できる人」はたくさんいるけれど、「できる人」でありながら「人の気持ちをちゃんと見ている人」は案外少ない。陽子さんはその稀有な一人だと思っています。

PR塾で出会って以来、「広島ラブ」という気持ちも共通で、一緒に広島の記者クラブのイベントに参加したり、広島市役所からひろぎん本店一階のアンデルセンカフェまで一緒に歩いたこともありました。

広島の道を、一緒に歩いてもらった日

あのときのことは、今もよく覚えています。

真夏の暑さの中、私の電動車椅子に合わせて、テクテクと歩いてくれた陽子さん。

広島市内の道路は、車椅子ユーザーにとって正直、怖い場所です。

100メートル道路の横断歩道は、電動の私でさえ緊張します。ヘルパーさんは、私以上に怒り心頭のご様子。自走の方にとっては本当に大変だと思う。歩道はがたがたで、勾配もおかしい場所が少なくない。

以前「外食できる"場所"が、やっと見つかりました」という記事にも書きましたが、広島の街を電動車椅子で動くことの現実は、なかなか想像されていないと感じます。

陽子さんはそんな道を、嫌な顔ひとつせず一緒に歩いてくれました。そういう人です。

広島が好きだから、言います「道路整備を至急」

誤解しないでほしいのですが——私は広島が大好きです。

航空会社勤務のころ、ご挨拶とスポット会話で出身をよく聞かれることがあったけど「広島」と誇りを持って答えていましたよ。

広島風お好み焼きは一番世界で美味しいし、最後の食卓にしたいと思っている人間ですから。

広島フローリスト・fleurs trémolo さんのような素晴らしいお店があって、美味しいものがあって、歴史と個性のある街。広島には、日本中に誇れる逸材が本当にたくさんいる。そのことは、以前「広島を赤くする。祈りを"生きる力"に変える私の構想」でも書きました。

だからこそ、道路のことが「もったいない」と思うのです。

東京や他の都市を経験した人間から見ると、「この状態が平気なんだ」という驚きが正直あります。アメリカでは、こういったバリアフリーの不備は訴訟の対象になります。裁判が良いわけではないけれど、法的なリスクが整備の後押しになっている側面は確かにある。日本では声を上げてもなかなか届かない。それが少し悲しいところです。

一方で、動いている自治体もあります。

福岡市の「高齢者乗車券(通称・敬老パス)」は、70歳以上の市民が所得に応じて年間数千円程度の負担で、地下鉄・西鉄バス・JR九州の一部区間を1年間利用できる制度です。

外出が健康寿命を延ばす「予防」になる。経済が回る。社会保障費を減らすことにもつながる。こういう発想の施策が、広島にも広がってほしいと思います。

足が弱くなった方が外に出ようとしたとき、道路が怖くては出られなくなる。それは社会全体のコストを上げることになるのです。

私たち市民にもできることがあります。危ない道路や変な勾配を見つけたら、自分の住む区・市町村(維持課)に電話で知らせる。それも市民の大切な役割だと思っています。

広島が好きだから、もっと輝いてほしい。それだけです。

広島フローリスト fleurs trémolo という幸せを創って届けるフラワーショップ

ブーケの足元も緑で美しく装うプロの技(トレモロ)

今回陽子さんがお花を選んでくださったのは、広島市南区段原にある fleurs trémolo(フルール・トレモロ)さん。

オーナーの藤野幸信さんは、大学で生物学を学んだという異色の経歴の持ち主。広島の老舗花店で10年ほど修業を積んだ後に独立されたようです。

「トレモロ」は音楽用語で「感動で声が震える」という意味。その名の通り、見るたびに胸が動く作品を作り続けていらっしゃいます。

家庭画報での「365日の贈り花」連載、月刊フローリスト誌での特集、RCCラジオへのご出演、著書「季節の色合いを楽しむブーケ」の出版——広島フローリストの代表格として、全国からオーダーが届きます。

私はずっと Facebook で fleurs trémolo さんの作品を拝見してきました。花の組み合わせの妙、色使いの上品さ。「あ、これ好きだな」と感じる感覚が、私の好みとぴったり重なる。何度も癒されてきた大好きなアカウントです。

そのお店のブーケを、陽子さんが選んでくれた。

それだけで、このお誕生日は特別なものになりました。


陽子さん、お誕生日をお祝いしてくださって本当にありがとう。

フルール トレモロ藤野さん、大好きなルドベキアやマムのブーケを届けてくれてありがとうございます。

友人の心遣いと感動のブーケを心震えた忘れられないお誕生日でした 💕

 


西本理恵 / ファミリーケアナビ主宰

関節リウマチ要介護5・電動車椅子ユーザー。ダブル介護10年の経験を経て起業。広島在住。バリアフリーな社会を願いながら、体が不自由でもできることを毎日発信中。

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