介護

クリスマスに思うこと

クリスマス、日本と世界の違いに思いを馳せる。確か室町-戦国時代にお隣の山口県でスペインから来た修道士のフランシスコ・ザビエルが伝えた降誕祭。時代の流れとともに、日本では家族の祝祭日から恋人たちの特別な日へ変わってしまい、小さなお子さんがいる家庭はケーキとプレゼントの日になり、商業への貢献度はかなり大きいですよね。

私には、もう半世紀よりもっと前のことだけど。😊やはり楽しみだった事を思い出します。母がガスオーブンを使ってケーキを作ってくれていたこと、メレンゲ作りを手伝わされたり、食べ過ぎで体調が悪いお正月になったことなどなど。💦

 

クリスマスという特別な日を思い返すだけで懐かしいのはなぜだろう。だから、やはりクリスマスというイベント日は宗教や意味が違っていたとしても、あった方が幸せなのかもしれませんね。

 

60歳を過ぎた一人暮らしの方にとって、クリスマスイブやクリスマスは特に関係ない日に感じられることもあるでしょう。ケーキやスイーツの話題が出ると「美味しそう」と思う人もいれば、現在の日本の糖質依存の現状に対して「やれやれ」と感じられるのも理解できます。(現代の病気の原因は糖質依存じゃないかしら?!)

 

私は生協の宅配を利用していますが、ネットで食事を注文する際、目にするスイーツやお酒、全国各地の有名なお菓子たちは、母がいた頃は楽しんで購入していたけれど、今はさらっと無視して自己コントロールができるように。💦(本当は見るとポチしたくなる)

というのも、慢性関節リウマチという難治性疾患が炎症を起こすものなので、アルコールや糖質に注意する生活を送るきっかけになったからです。仕事や、やりたいことがたくさんある今、疾病とうまく付き合いながら静かに収まってさえくれればいい、そんな健康への意識が高まり、糖質に対する警戒心も強くなったのです。

(実際に個人的な実験では、炎症を抑えるためのサプリやビタミンの強化と一緒にスイーツ・パン・米を病院に行く3週間前から制限するようになってから炎症反応に大きな変化あり)

一方で、日本の美味しいお菓子やスイーツ、お持たせ文化を振り返ると、日本人が多神教のお国柄として、色々なものを取り入れて楽しむ国民性を持っていることが、特にクリスマスになると見えてきます。

クリスマス=ケーキ・ローストチキン

日本はおもてなしの文化だけでなく、何か良いと思うものは積極的に取り入れ、楽しむことに長けている。これは日本の文化の豊かさを象徴していますよね。

 

同じことが高齢化社会で、高齢者の中に楽しむことや新たなうねりを作っていけないかしら?と思い始めてます。

目指せ、ネオ江戸時代🥰

年齢を重ねていく中でも、楽しむこと、新たなものをうまく取り入れることが上手なら、高齢文化・老齢文化なるものが生まれないだろうかと。実際は表に出てきてないだけで、いや、私が知らないだけかもですが、そういうことをフォーカスしPRしていきたい!!

若い人には味わえない・楽しめない「高齢文化」マダ~ムの世界とでも言うのでしょうか。青い時じゃなくて追熟した旨味が増すときに食べてみないと分からない事ってありますから。

自分の選択について深く考える

60歳を過ぎ、何が大切か、何をしたいのかがはっきりしてオンラインでPR塾で学んだのも、自己認識の変化、多分にコロナ禍での死生観や日本の超高齢化社会の影響もあったかもしれません。

人生100年と言われても、3年前は「コロナで死んでしまうかもしれない」と誰もが思ったはず。ステロイド服用の私は、怖がるより、覚悟を決めることの方が先で「その時はその時」「残された時間は少ないかもしれない」と時間軸を今にして、93歳の母の介護に専念。

コロナ禍と年齢・病気が自分自身を見つめ直す契機になったと思います。

過去を振り返れば、クリスマスやバレンタインなど商業的な流れや流行に無関心ではいられなかった自分。その経験も大切な一部なので大事にとっておこう。

今、超高齢化社会での新たな幸せのコンセプトを模索する中、これまでの流行やトレンドに流される生き方から一歩踏み出し、自分自身の価値観で物事を判断するようになったなと最近よく思います。

この変化は、自分だけでなく、同世代の多くが経験していることかもしれません。普通の日を大切にする姿勢は、単なる選択ではなく、人生経験に基づいた深い自己理解から生まれているはずですから。最幸は普通の生活の中にある…と。

 

高齢化社会を生きる私たちにとって、新たな自己認識、自分らしい生き方の模索が、60歳を過ぎた今の私たちにとっての、新しい人生の始まりかもしれない。

クリスマスケーキを食べなかった2023年.12月25日

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